[アプリケーションの設定] (MFC ActiveX コントロール ウィザード)
MFC ActiveX コントロール ウィザードのこのページを使用して、基本的な機能を設計して新しい MFC ActiveX プロジェクトに追加します。 これらの設定は、アプリケーション自体に適用され、コントロールの特定の機能や要素には適用されません。
ランタイム ライセンス
コントロールと共に配布するユーザー ライセンス ファイルを生成する場合はこのオプションを選択します。 ライセンスは、テキスト ファイル projname.lic です。 このファイルは、デザイン時環境でコントロールのインスタンスを作成できるように、コントロールの DLL と同じディレクトリに配置する必要があります。 通常、コントロールと共にこのファイルを配布しますが、お客様は配布しません。
ヘルプ ファイルを生成する
スタブのヘルプ ファイルを生成し、コントロールのヘルプを含むプロジェクトを構成するには、このオプションを選択します。 このオプションを指定せずに作成された既定のプロジェクトは、 情報 ボックスのみを生成します。このボックスは、ユーザーがコントロールを右クリックした時、F1 キーを使用した時、またはコントロールのコンテナーの ヘルプ をクリックした時に表示されます。
Note
ヘルプを表示する方法は、コントロールがコンテナーとやり取りする方法によって異なります。 ヘルプをコンテナーに含めるには、適切にヘルプを表示するようコントロールとコンテナー間のメッセージを処理する必要があります。
ウィザードを使用してヘルプ ファイルを生成する場合、プロジェクトに次を含めます。
.vcxproj ファイルには、プロジェクトがビルドされたときにヘルプ ファイルをビルドして構成するためのコードが含まれています。
ファイル projnamePropPage.cpp ファイルには、コンストラクター内の SetHelpInfo 関数が含まれます。
ファイルの projname.hpj は、ActiveX コントロールのヘルプ ファイルを作成するためにヘルプ コンパイラで使用されるヘルプ プロジェクト ファイルです。 .hpj ファイルは、ヘルプ ファイルのビルド方法と、ヘルプ ファイルに含まれる追加のファイル (ビットマップなど) のパスに関する情報を含むテキスト ファイルです。
プロジェクトには、プロジェクトのヘルプのビットマップ ファイルおよびヘルプ トピック ファイルを格納する HLP ディレクトリが含まれています (projname.rtf)。 このヘルプ トピック ファイルには、多くの ActiveX コントロールでサポートされるプロパティ、イベント、およびメソッドに関する標準的なヘルプ トピックが含まれています。 .rtf ファイルを編集して、特定のヘルプ トピックを追加または削除できます。
関連項目
MFC ActiveX コントロール ウィザード
[コントロール名] (MFC ActiveX コントロール ウィザード)
[コントロールの設定] (MFC ActiveX コントロール ウィザード)