Run メンバー関数
フレームワーク アプリケーションは、そのほとんどの時間を CWinApp クラスの Run メンバー関数に費やします。 初期化後、WinMain は Run を呼び出してメッセージ ループを処理します。
Run はメッセージ ループを順番に切り替え、メッセージ キュー内の使用可能なメッセージを確認します。 メッセージが使用可能な場合、Run はアクションのためにそれをディスパッチします。 使用可能なメッセージがない場合 (多くの場合はそうです)、Run は OnIdle を呼び出して、ユーザーまたはフレームワークが実行する必要があるアイドル時間の処理を実行します。 メッセージや実行するアイドル処理がない場合、アプリケーションは何かが起こるまで待機します。 アプリケーションが終了すると、Run は ExitInstance を呼び出します。 「OnIdle メンバー関数」の図は、メッセージ ループ内のアクションのシーケンスを示しています。
メッセージのディスパッチは、メッセージの種類によって異なります。 詳細については、「フレームワークのメッセージとコマンド」を参照してください。