プログレス コントロールのスタイル
初めてプログレス コントロール (CProgressCtrl::Create) を作成する場合は、dwStyle パラメーターを使用して、プログレス コントロールに必要なウィンドウ スタイルを指定します。 適用可能なウィンドウ スタイルの詳細を次に示します。 コントロールは、ここに列挙されているウィンドウ スタイル以外のウィンドウ スタイルを無視します。 コントロールは、必ず、子ウィンドウ (通常はダイアログ ボックスの親の子ウィンドウ) として作成する必要があります。
Window style | 効果 |
---|---|
WS_BORDER | ウィンドウの周りの境界線を作成します。 |
WS_CHILD | 子ウィンドウを作成します (必ず、CProgressCtrl に使用する必要があります)。 |
WS_CLIPCHILDREN | 親ウィンドウ内に描画された子ウィンドウによって占有される領域を除外します。 親ウィンドウを作成するときに使用します。 |
WS_CLIPSIBLINGS | 子ウィンドウを互いに関連した位置にクリップします。 |
WS_DISABLED | 最初から無効になるウィンドウを作成します。 |
WS_VISIBLE | 最初から表示されるウィンドウを作成します。 |
WS_TABSTOP | ユーザーが Tab キーを押してコントロールに移動したときに、コントロールがフォーカスを受け取るように指定します。 |
加えて、プログレス コントロールにのみ適用される 2 つのスタイル (PBS_VERTICAL と PBS_SMOOTH) を指定できます。
コントロールを水平方向ではなく垂直方向に配置する場合は、PBS_VERTICAL を使用します。 コントロールを増分的に塗りつぶす輪郭付きの小さな正方形を表示するのではなく、コントロールを完全に塗りつぶす場合は、PBS_SMOOTH を使用します。
PBS_SMOOTH スタイルなし:
PBS_SMOOTH スタイルと PBS_VERTICAL スタイルあり:
詳細については、MFC リファレンスで「ウィンドウ スタイル」を参照してください。