プリプロセッサ

プリプロセッサは、変換の第 1 段階としてソース ファイルのテキストを操作するテキスト プロセッサです。 プリプロセッサはソース テキストを解析しませんが、マクロ呼び出しを見つけるためにトークンに分割します。 コンパイラは通常、最初のパスでプリプロセッサを呼び出しますが、コンパイルすることなくテキストを処理するために個別にプリプロセッサを呼び出すことができます。

プリプロセッサのリファレンス資料として、次のセクションを参照してください。

Microsoft 固有の仕様

/E または /EP コンパイラ オプションを使用することにより前処理した後、ソース コードの一覧を取得できます。 両オプション共に、プリプロセッサを呼び出し、生成されるテキストを標準出力デバイス (ほとんどの場合、コンソール) に送信します。 2 つのオプション間の違いは、/E では #line ディレクティブが含まれ、/EP ではこうしたディレクティブが削除されることです。

Microsoft 固有の仕様はここまで

特別な用語

プリプロセッサのドキュメントでは、"引数" という用語は、関数に渡されるエンティティを意味します。 場合によっては、関数呼び出しで指定される引数式、および関数定義で指定される引数宣言をそれぞれ表す "実" または "仮" を修飾として先頭に付けることがあります。

"変数" という用語は、簡単な C 型のデータ オブジェクトを意味します。 "オブジェクト" は、C++ オブジェクトおよび変数の両方を意味する包括的な用語です。

関連項目

C/C++ のプリプロセッサ リファレンス
翻訳のフェーズ