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codecvt_byname クラス

特定のロケールの照合ファセットとして使用できるオブジェクトを表す派生クラス テンプレート。変換に関する文化的領域に固有の情報を取得できるようにします。

構文

template <class CharType, class Byte, class StateType>
class codecvt_byname: public codecvt<CharType, Byte, StateType> {
public:
    explicit codecvt_byname(
    const char* locale_name,
    size_t ref_count = 0);

explicit codecvt_byname(
    const string& locale_name,
    size_t ref_count = 0);

protected:
    virtual ~codecvt_byname();

};

パラメーター

locale_name
名前付きのロケール。

ref_count
最初の参照数。

解説

byname ファセットは、名前付きロケールが構築されるときに自動的に作成されます。

その動作は名前付きのロケール locale_name で決まります。 各コンストラクターは、 codecvt<CharType, Byte, StateType>( ref_count )を使用して基本オブジェクトを初期化します。 詳細については、codecvtを参照してください。

要件

ヘッダー: <locale>

名前空間: std

関連項目

C++ 標準ライブラリ内のスレッド セーフ