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stdext 名前空間

<hash_map><hash_set> のヘッダー ファイルのメンバーは、現時点では ISO C++ 標準に含まれていません。 そのため、これらの型およびメンバーは、C++ の標準に準拠するように、名前空間 std から名前空間 stdextに移動されました。

コンパイル時に /Ze を指定すると (既定)、コンパイラは、<hash_map> と <hash_set> ヘッダー ファイルに含まれるメンバーで std が使用されていることについて警告を表示します。 この警告を無効にするには、 warning プラグマを使用します。

コンパイラで /Ze を指定した場合に <hash_map> と <hash_set> のヘッダー ファイルのメンバーでの std の使用に関するエラーが生成されるようにするには、C++ 標準ライブラリ ヘッダー ファイルを #include 命令で取り込む前に、次のディレクティブを追加します。

#define _DEFINE_DEPRECATED_HASH_CLASSES 0

コンパイル時に /Za を指定すると、コンパイラはエラーを生成します。

関連項目

C++ 標準ライブラリの概要