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tzdb_list クラス

タイム ゾーン データベースのリスト。

構文

class tzdb_list; // C++20

解説

tzdb_list を構築することはできません。 取得するには、get_tzdb_list() を呼び出します。

operator= が削除されているため、tzdb_list でコピー代入を使用することはできません。

tzdb_list はシングルトンです。

メンバー関数

機能 説明
$ tzdb オブジェクトのリストの先頭で反復子を取得します。
$ tzdb オブジェクトのリストの末尾を越えた位置で反復子を取得します。
erase_after 渡された反復子が指す要素の直後にある tzdb を消去します。
front tzdb オブジェクトのリスト内の最初の要素を取得します。

メンバーの型

メンバーの型 説明
class const_iterator tzdb 型の定数反復子。

$

リストの先頭を指す反復子を取得します。

const_iterator begin() const noexcept; // C++20
const_iterator cbegin() const noexcept; // C++20

戻り値

リスト内の最初の tzdb を指す反復子。

$

リストの末尾を越えた位置で反復子を取得します。

const_iterator end() const noexcept; // C++20
const_iterator cend() const noexcept; // C++20)

戻り値

リスト内の最後の tzdb の末尾を越えた位置を指す反復子。

解説

返された反復子はリストの末尾を越えた位置を指しているため、逆参照しないでください。 代わりに、この値を使用して、リストの末尾に達したか比較します。

front

リスト内の最初の tzdb を取得します。

const tzdb& front() const noexcept; // C++20

戻り値

リスト内の最初のタイム ゾーン データベース。

解説

競合状態のリスクなしに、この関数と reload_tzdb を同時に呼び出すことができます。

erase_after

渡された反復子が指す要素の後にある tzdb を消去します。

const_iterator erase_after(const_iterator p);

パラメーター

p
消去する要素の前にある要素を指す反復子。

戻り値

消去された tzdb の後にある反復子。 消去された tzdb 後に要素が存在しない場合は、end()

解説

リスト内の最初の要素を消去することはできません。

必要条件

ヘッダー:<chrono>

名前空間std::chrono:

コンパイラ オプション:/std:c++latest

関連項目

<chrono>
tzdb 構造体
ヘッダー ファイル リファレンス