次の方法で共有


import

メインの .IDL から参照する定義を含む、別の .idl、odl、または .ヘッダー ファイルを指定します。

構文

[ import(
   idl_file
) ];

パラメーター

idl_file
現在のプロジェクトのタイプ ライブラリにインポートする .idl ファイルの名前。

解説

import C++ 属性では、生成された .idl ファイルの import "docobj.idl" ステートメントの下に #import ステートメントが配置されます。 import 属性には、import MIDL 属性と同じ機能があります。

import 属性では、指定したファイルがプロジェクトによって生成される .idl ファイルにのみ配置されます。import 属性では、プロジェクトのソース コードから指定したファイル内のコンストラクトを呼び出せません。 指定したファイル内のコンストラクトをプロジェクトのソース コードから呼び出す場合は、#import および embedded_idl 属性を使用するか、.h ファイルが存在する場合は idl_file に .h ファイルを含めることができます。

コード例を次に示します。

// cpp_attr_ref_import.cpp
// compile with: /LD
[module(name="MyLib")];
[import(import.idl)];

生成された .idl ファイルに次のコードを生成します。

import "docobj.idl";
import "import.idl";

[ uuid(EED3644C-8488-3ECD-BA97-147DB3CDB499), version(1.0) ]
library MyLib {
   importlib("stdole2.tlb");
   importlib("olepro32.dll");
...

要件

属性コンテキスト Value
適用対象 任意の場所
反復可能 いいえ
必要な属性 なし
無効な属性 なし

詳細については、「 属性コンテキスト」を参照してください。

関連項目

IDL 属性
スタンドアロン属性
importidl
importlib
include
includelib