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IDataObject.SetData(IntPtr, IntPtr, Int32) メソッド

定義

a で参照される、STGMEDIUM 構造体に格納されたデータを IDataObject インターフェイスのこのインスタンスに転送します。

public:
 int SetData(IntPtr a, IntPtr b, int c);
public int SetData (IntPtr a, IntPtr b, int c);
abstract member SetData : nativeint * nativeint * int -> int
Public Function SetData (a As IntPtr, b As IntPtr, c As Integer) As Integer

パラメーター

a
IntPtr

nativeint

ストレージ メディアに格納されたデータを解釈する際に使用する、FORMATETC を実装するデータ オブジェクトの形式を定義する IDataObject へのポインター。

b
IntPtr

nativeint

データを渡すために使用される、SetData メソッドに対するストレージ メディアが定義されている STGMEDIUM へのポインター。

c
Int32

IDataObject を実装する呼び出されたデータ オブジェクトが呼び出し後にストレージ メディアを所有し、ストレージ メディアを使用後に解放する必要があることを指定する場合は true。それ以外の場合、呼び出し元がストレージ メディアの所有権を保持し、データ オブジェクトは呼び出しの間だけそのメディアを使用することを指定するには false。

戻り値

SetData メソッドでは、標準の戻り値 E_FAIL、E_INVALIDARG、E_UNEXPECTED、E_OUTOFMEMORY だけでなく、次の戻り値もサポートされています。

戻り値 説明
S_OK この SetData メソッドの呼び出しによって、データが正常に転送されました。
E_NOTIMPL SetData メソッドは、 を実装するデータ オブジェクトには実装 IDataObjectされません。
DV_E_LINDEX lindex が無効です。
DV_E_FORMATETC pFormatEtc が無効です。
DV_E_TYMED tymed が無効です。
DV_E_DVASPECT dwAspect が無効です。
OLE_E_NOTRUNNING オブジェクト アプリケーションが実行されていません。

注釈

インターフェイスと Microsoft 管理コンソール (MMC) を使用したプログラミングの IDataObject 詳細については、「 MMC プログラマー ガイド」を参照してください。

適用対象