PermissionObject インターフェイス
定義
重要
一部の情報は、リリース前に大きく変更される可能性があるプレリリースされた製品に関するものです。 Microsoft は、ここに記載されている情報について、明示または黙示を問わず、一切保証しません。
フォームに UserPermissionObject 適用できるオブジェクトとアクセス許可設定へのアクセスを提供します。
public interface class PermissionObject : Microsoft::Office::Interop::InfoPath::SemiTrust::Permission
[System.Runtime.InteropServices.Guid("096cd6cc-0786-11d1-95fa-0080c78ee3bb")]
public interface PermissionObject : Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust.Permission
type PermissionObject = interface
interface Permission
Public Interface PermissionObject
Implements Permission
- 属性
- 実装
注釈
この型は、COM の相互運用性を得るためにマネージ コードが必要とするコクラスのラッパーです。 この型を使用して、このコクラスによって実装される COM インターフェイスにアクセスします。 COM インターフェイスの詳細については、そのメンバーの説明へのリンクを参照してくださいPermission。
アクティブなフォームへのアクセス許可を制限し、特定のアクセス許可の設定を取得または指定するには、PermissionObject クラスおよびそのメンバーを使用します。
フォーム テンプレートに関連付けられている Permission クラスのインスタンスは、 クラスの _XDocument3 プロパティによってPermission返されます。
注: PermissionObject とそのメンバーは Microsoft InfoPath の Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust オブジェクト モデルに追加されたため、PermissionObject とそのメンバーにアクセスするには、thisXDocument 変数によって返されるオブジェクトを_XDocument3型にキャストする必要があります。 詳細については、「[方法] InfoPath 2003 と互換性のないオブジェクト モデルのメンバーを使用する方法」を参照してください。
返される PermissionObject オブジェクトでは、フォーム テンプレートとそのテンプレートで作成された各フォーム インスタンスに関連する UserPermissionObject オブジェクトにアクセスできます。 各 UserPermissionObject オブジェクトは、個別のユーザーのアクセス許可のセットを定義するために使用します。 ユーザー インターフェイスを通じて付与される一部のアクセス許可はすべてのユーザーに適用されますが、UserPermissionObject オブジェクトを使用すると、ユーザーおよびその有効期限日ごとにアクセス許可を割り当てることができます。
PermissionObject オブジェクトおよびそのプロパティとメソッドは、アクティブなフォーム テンプレートでアクセス許可が制限されているかどうかにかかわらず利用できます。 フォームに Enabled 制限付きアクセス許可があるかどうかを判断するには、 プロパティを使用します。
Windows Rights Management クライアントがユーザーのコンピューターにインストールされていない場合は、PermissionObject オブジェクトを使用すると、例外を発生させることができます。
フォームのアクセス許可は、PermissionObject オブジェクトのプロパティとメソッドを使用して、次のいずれかの方法で有効になっています。
Enabled プロパティを true に設定している。
プロパティが DocumentAuthor 設定されています。
プロパティが RequestPermissionURL 設定されています。
プロパティは StoreLicensestrue または false に設定 されます。
メソッドが ApplyPolicy(String) 呼び出されます。
フォームに対するアクセス許可は、 オブジェクトの Permission メソッドをAdd(String, Object, Object)使用してフォームにユーザーを追加することでも有効にすることができます。
注: フォームがプレビュー モードの場合、アクセス許可を適用できません。 このため、 PermissionObject オブジェクトのすべてのプロパティは、フォームのプレビュー時に読み取り専用になります。 プレビュー モードでは、 Enabled プロパティは常に false を返し、コードがこの設定を変更しようとすると、 System.Runtime.InteropServices.COMException が発生し、"プロパティ/メソッドはプレビュー モードでは使用できません" というエラーが返されます。 同様に、 PermissionObject オブジェクトと UserPermissionObject オブジェクトに関連付けられているメソッドも、プレビュー モードで使用すると、このエラー メッセージを返します。
プロパティ
Count |
フォームに関連付けられているオブジェクトの UserPermissionObject 数を取得します。 (継承元 Permission) |
DocumentAuthor |
現在のフォームの作成者を電子メール アドレス形式で取得または設定します。 (継承元 Permission) |
Enabled |
Permission オブジェクトによって表されるアクセス許可設定が、現在のフォームで有効になっているかどうかを取得または設定します。 (継承元 Permission) |
Item[Object] |
指定した UserPermission インデックス位置にある オブジェクトを取得します。 (継承元 Permission) |
PermissionFromPolicy |
現在のフォームにアクセス許可ポリシーが適用されているかどうかを取得します。 (継承元 Permission) |
PolicyDescription |
現在のフォームに適用されたポリシーの説明を取得します。 (継承元 Permission) |
PolicyName |
現在のフォームに適用されたポリシーの名前を取得します。 (継承元 Permission) |
RequestPermissionURL |
現在のフォームで追加のアクセス許可を必要とするユーザー用に、ファイル、URL、または連絡先の電子メール アドレスを取得または設定します。 (継承元 Permission) |
StoreLicenses |
現在のフォームを表示するユーザーのライセンスをキャッシュし、ユーザーがアクセス権管理サーバーに接続できないときに、オフラインの表示を許可するかどうかを取得または設定します。 (継承元 Permission) |
メソッド
Add(String, Object, Object) |
指定したユーザー用の現在のフォームで、指定したアクセス許可と有効期限日を使用し、新しいアクセス許可のセットを作成します。 (継承元 Permission) |
ApplyPolicy(String) |
ポリシー テンプレート ファイルを使ってフォームにポリシーを適用します。 (継承元 Permission) |
GetEnumerator() |
コレクションで反復する IEnumerator を取得します。 (継承元 Permission) |
RemoveAll() |
フォームに関連付けられているすべての UserPermission オブジェクトを削除します。 (継承元 Permission) |