SqlFacetAttribute クラス

定義

名前空間:

Microsoft.SqlServer.Server

アセンブリ:

Microsoft.SqlServer.Server.dll

パッケージ:

Microsoft.SqlServer.Server v1.0.0

結果として返されるユーザー定義型 (UDT) に、Transact-SQL で使用可能な補足情報を含む注釈を付けます。

public ref class SqlFacetAttribute : Attribute

[System.AttributeUsage(System.AttributeTargets.Field | System.AttributeTargets.Parameter | System.AttributeTargets.Property | System.AttributeTargets.ReturnValue, AllowMultiple=false, Inherited=false)]
public class SqlFacetAttribute : Attribute

[<System.AttributeUsage(System.AttributeTargets.Field | System.AttributeTargets.Parameter | System.AttributeTargets.Property | System.AttributeTargets.ReturnValue, AllowMultiple=false, Inherited=false)>]
type SqlFacetAttribute = class
    inherit Attribute

Public Class SqlFacetAttribute
Inherits Attribute

継承

Attribute

SqlFacetAttribute

属性

AttributeUsageAttribute

注釈

SqlFacetAttribute は、void 以外の戻り値でのみ指定できます。

SqlFacetAttribute は戻り値の型に関する情報を派生させるためにのみ使用され、型に格納できる内容に関する制約指定を意図したものではありません。 したがって、フィールドのサイズが SqlFacetAttribute 2 文字であることを示す がある場合、フィールド アクセス式のSQL Server型はサイズ 2 になりますが、フィールドへの割り当ては、このファセットによって制限されません。

次の表は、特定のフィールド型のさまざまなプロパティの有効な値のマトリックスを示しています。 この表では、"Y" はプロパティが有効であることを示し、"N" はプロパティが無効であることを示します。

指定した SqlFacetAttribute は、フィールド型と互換性がある必要があります。 プロパティが無効な場合、ユーザーがプロパティの既定値以外の値を指定すると、型の登録でエラーが報告されます。 プロパティと Scale プロパティのPrecision最大値は 38 です。 プロパティの MaxSize 値は、バイナリ データと非 Unicode データの場合は 1 から 8000、Unicode データの場合は 1 から 4000、-1 の範囲である必要があります。 その他の値はすべて無効です。

種類	IsFixedLength	MaxSize	有効桁数	スケール	IsNullable
SqlBoolean	N	×	×	×	Y
SqlByte	×	×	×	×	Y
SqlInt16	×	×	×	×	Y
SqlInt32	×	×	×	×	Y
SqlInt64	×	×	×	×	Y
SqlSingle	×	×	×	×	Y
SqlDouble	×	×	×	×	Y
SqlDateTime	×	×	×	×	Y
SqlMoney	×	×	×	×	Y
SqlGuid	×	×	×	×	Y
SqlDecimal	×	×	Y	Y	Y
SqlString	Y	Y	×	×	Y
SqlBinary	Y	Y	×	×	Y
SqlXml	×	×	×	×	Y
SqlBytes	Y	Y	×	×	Y
SqlChars	Y	Y	×	×	Y
埋め込み UDT	N	×	×	×	Y
String	Y	Y	×	×	Y
Byte[]	Y	Y	×	×	Y
Char[]	Y	Y	×	×	Y
DateTime	×	×	N	Y1	N
Decimal	×	×	Y	Y	Y

(1) DateTime 型でスケールを指定すると、指定したスケールを持つ DateTime2 型として Transact-SQL に値が返されます。

コンストラクター

SqlFacetAttribute()

返されるユーザー定義型 (UDT) に対するオプションの属性。返される結果に対し、Transact-SQL で使用可能な補足情報を含む注釈を付けます。

プロパティ

IsFixedLength	返されるユーザー定義型が固定長であるかどうかを示します。
IsNullable	ユーザー定義型の戻り値の型に null が許容されているかどうかを示します。
MaxSize	ユーザー定義型の基になるフィールド型の最大サイズ (論理単位)。
Precision	返されるユーザー定義型の有効桁数。
Scale	返されるユーザー定義型の小数点以下桁数。