Interaction.Shell(String, AppWinStyle, Boolean, Int32) メソッド

リファレンス

定義

名前空間:: Microsoft.VisualBasic

アセンブリ:: Microsoft.VisualBasic.Core.dll

アセンブリ:: Microsoft.VisualBasic.dll

ソース:: Interaction.vb

ソース:: Interaction.vb

ソース:: Interaction.vb

重要

一部の情報は、リリース前に大きく変更される可能性があるプレリリースされた製品に関するものです。 Microsoft は、ここに記載されている情報について、明示または黙示を問わず、一切保証しません。

実行可能プログラムを実行します。プログラムがまだ実行中の場合には、プログラムのプロセス ID を含む整数値を返します。

public static int Shell (string PathName, Microsoft.VisualBasic.AppWinStyle Style = Microsoft.VisualBasic.AppWinStyle.MinimizedFocus, bool Wait = false, int Timeout = -1);

public static int Shell (string Pathname, Microsoft.VisualBasic.AppWinStyle Style = Microsoft.VisualBasic.AppWinStyle.MinimizedFocus, bool Wait = false, int Timeout = -1);

static member Shell : string * Microsoft.VisualBasic.AppWinStyle * bool * int -> int

static member Shell : string * Microsoft.VisualBasic.AppWinStyle * bool * int -> int

Public Function Shell (PathName As String, Optional Style As AppWinStyle = Microsoft.VisualBasic.AppWinStyle.MinimizedFocus, Optional Wait As Boolean = false, Optional Timeout As Integer = -1) As Integer

Public Function Shell (Pathname As String, Optional Style As AppWinStyle = Microsoft.VisualBasic.AppWinStyle.MinimizedFocus, Optional Wait As Boolean = false, Optional Timeout As Integer = -1) As Integer

パラメーター

PathNamePathname: String

必須です。 String. 実行するプログラムの名前に、必要な引数とコマンドラインスイッチを加えたものです。 PathName には、ドライブ名とディレクトリパスまたはフォルダー名も指定できます。
プログラムのパスがわからない場合には、GetFilesを使用するとパスを調べることができます。たとえば、を呼び出 My.Computer.FileSystem.GetFiles("C:", True, "testFile.txt")すと、ドライブ C:\ の任意の場所にという名前 testFile.txt のすべてのファイルの完全なパスが返されます。

Style: AppWinStyle

省略可能。 AppWinStyle. プログラムが実行されるウィンドウのスタイルを指定する、AppWinStyle から選択した値です。 Style を省略すると、Shell では AppWinStyle.MinimizedFocus が使用されます。この場合、プログラムは最小化し、フォーカスのある状態で起動します。

Wait: Boolean

省略可能。 Boolean. Shell 関数で、プログラムが完了するまで待つかどうかを示す値です。 Wait を省略した場合、Shell では False が使用されます。

Timeout: Int32

省略可能。 Integer. Wait が True の場合に、プログラムの完了を待つ時間をミリ秒単位で指定する数値です。 Timeout を省略すると、Shell では -1 が使用されます。この場合、タイムアウトは発生せず、Shell はプログラムが終了するまで値を返しません。したがって、Timeout を省略するか -1 に設定した場合、Shell からプログラムに制御が返されなくなる可能性があります。

戻り値

Int32

プログラムがまだ実行中の場合には、プログラムのプロセス ID を含む整数値を返します。プログラムが既に実行を完了している場合は 0。

例外

ArgumentException

Style が 0 ～ 9 (両端を含む) の範囲内の値ではありません。

FileNotFoundException

Shell が PathName ファイルを見つけられません。

NullReferenceException

PathName が Nothingです。

例

次の例では、関数を Shell 使用して、ユーザーが指定したアプリケーションを実行します。 2 番目の引数としてを AppWinStyle.NormalFocus 指定すると、アプリケーションが通常のサイズで開き、フォーカスが与えます。

Dim procID As Integer
' Run calculator.
procID = Shell("C:\Windows\system32\calc.exe", AppWinStyle.NormalFocus)
' The preceding path is for Windows XP.
' The Windows 2000 path is C:\WINNT\system32\calc.exe.

注釈

関数の戻り値は、 Shell という名前 PathName のプログラムが戻り値を返すとき Shell にまだ実行されているかどうかによって異なります。をにTrue設定Waitし、タイムアウトが切れる前にプログラムが終了すると、 Shell 0 が返されます。タイムアウトが切れた場合、または省略WaitするかにFalseShell設定した場合は、プログラムのプロセス ID が返されます。プロセス ID は、実行中のプログラムを識別する一意の番号です。

開始に失敗しました

関数が Shell 名前付きプログラムを起動できない場合は、 FileNotFoundException エラーが発生します。これは、たとえば、を使用System.Windows.Formsしてアプリケーションからなどの 16 ビットプログラムcommand.comを実行しようとすると発生する可能性があります。回避策として、目的の 16 ビットプログラムを呼び出す 32 ビットプログラムを実行できます。の command.com場合は、代替としてを実行 cmd.exe できます。

完了を待機しています

既定では、関数は Shell プログラムを非同期的に実行します。つまり、関数で開始されたプログラムは、関数の Shell 後のステートメントが実行される前に実行が Shell 完了しない可能性があります。続行する前にプログラムが終了するのを待つ場合は、をに設定 Wait します True。

終了コードの決定

プロセスは、終了時に 終了コード を返すことができます。ただし、を使用 Shell してこの終了コードを取得することはできません。終了を待機すると 0 が返され Shell 、プロセスがとは Shell別のオブジェクトで実行されるためです。

プロセスから終了コードを取得するには、プロセスを開始して終了を待つ独自のコードを記述する必要があります。次の例は、プロセスを開始し、プロセスが終了するまで待機し、終了コードを取得する方法を示しています。

Dim procID As Integer  
Dim newProc As Diagnostics.Process  
newProc = Diagnostics.Process.Start("C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE")  
procID = newProc.Id  
newProc.WaitForExit()  
Dim procEC As Integer = -1  
If newProc.HasExited Then  
    procEC = newProc.ExitCode  
End If  
MsgBox("Process with ID " & CStr(ProcID) & _  
    " terminated with exit code " & CStr(procEC))

ファイル仕様の保護

次の例に示すように、パスとファイルの指定全体は常に引用符で囲む必要があります。

ID = Shell("""C:\Program Files\display.exe"" -a -q", , True, 100000)

文字列リテラル内の隣接する二重引用符 (" ") の各ペアは、文字列内の 1 つの二重引用符として解釈されます。したがって、前の例では、関数に次の文字列が Shell 表示されます。

"C:\Program Files\display.exe" -a -q

パスが引用符で囲まれていない場合、Windows は C:\Program Files ディレクトリではなく、C:\ ディレクトリでという名前 Program.exe の display.exe ファイルを検索します。

重要

パスとファイルの指定を引用符で囲まない場合、ファイル名またはパスノードにスペースが含まれている場合、セキュリティ上のリスクがあります。前の例では、パスノード \Program Files にスペースが含まれています。指定が引用符の内側になく、という名前 Program.exe のプログラムが C:\ にインストールされている場合 (不正な改ざんなど)、Windows はではなく実行 display.exeします。

重要

関数には Shell アンマネージコードのアクセス許可が必要です。これは、部分信頼の状況での実行に影響を与える可能性があります。詳細については、「SecurityPermission」および「コードアクセス許可」を参照してください。

適用対象

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