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ProcessModelComImpersonationLevel 列挙型

定義

COM セキュリティの認証レベルを指定します。

C#
public enum ProcessModelComImpersonationLevel
継承
ProcessModelComImpersonationLevel

フィールド

名前 説明
Anonymous 1

クライアントがサーバーに対して匿名であることを指定します。 サーバーはクライアントを偽装できますが、偽装トークンには情報は格納されていません。

Default 0

DCOM が通常のセキュリティ ネゴシエーション アルゴリズムを使用して、偽装のレベルを決定することを指定します。

Delegate 2

サーバー プロセスがクライアントのセキュリティ コンテキストを偽装しつつ、そのクライアントに代わってアクションを実行することを指定します。 サーバー プロセスは、クローキングを使用してクライアントの代理として動作している間、他のサーバーを呼び出すことができます。 サーバーは、他のコンピューターのクライアントのセキュリティ コンテキストを使用して、クライアントとしてローカルおよびリモート リソースにアクセスできます。 そのプロセスがこのレベルでクライアントを偽装している場合、偽装トークンは任意の数のコンピューターの境界を超えて渡すことができます。

Identify 3

サーバーがクライアントの ID を取得できることを指定します。 サーバーは、アクセス制御リスト (ACL) の確認時にクライアントを偽装できますが、クライアントとしてシステム オブジェクトにアクセスすることはできません。

Impersonate 4

サーバー プロセスがクライアントのセキュリティ コンテキストを偽装しつつ、そのクライアントに代わってアクションを実行することを指定します。 このレベルの偽装は、ファイルなどのローカル リソースのアクセスに使用できます。 プロセスがこのレベルでクライアントを偽装している場合、偽装トークンは 1 つコンピューターの境界のみを超えて渡すことができます。

次の例は、ComImpersonationLevel プロパティにアクセスする方法を示しています。

C#

// Get the current ComImpersonationLevel property value.
ProcessModelComImpersonationLevel comImpLevel = 
    processModelSection.ComImpersonationLevel;

// Set the ComImpersonationLevel property to
// ProcessModelComImpersonationLevel.Anonymous.
processModelSection.ComImpersonationLevel = 
    ProcessModelComImpersonationLevel.Anonymous;

注釈

ProcessModelComImpersonationLevel は、 プロパティを設定するときに使用する値を ProcessModelSection.ComImpersonationLevel 定義します。

既定値は Impersonate です。

適用対象

製品 バージョン
.NET Framework 2.0, 3.0, 3.5, 4.0, 4.5, 4.5.1, 4.5.2, 4.6, 4.6.1, 4.6.2, 4.7, 4.7.1, 4.7.2, 4.8, 4.8.1

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