アセンブリと side-by-side 実行
side-by-side 実行は、アプリケーションやコンポーネントの複数のバージョンを同じコンピューターに格納して実行する機能です。 つまり、ランタイムの複数のバージョンと、特定のバージョンのランタイムを使用するアプリケーションおよびコンポーネントの複数のバージョンを、同一コンピューター上に共存させることができます。 side-by-side 実行によって、アプリケーションをバインドするコンポーネントのバージョンや、アプリケーションが使用するランタイムのバージョンを細かく制御できます。
同じアセンブリの異なるバージョンの side-by-side ストレージにおける side-by-side 実行のサポートは、厳密な名前には不可欠の要素であり、ランタイムのインフラストラクチャに組み込まれています。 厳密な名前を持つアセンブリのバージョン番号がその識別子の一部に含まれているため、ランタイムは同じアセンブリの複数のバージョンをグローバル アセンブリ キャッシュに格納し、実行時にこれらのアセンブリを読み込むことができます。
ランタイムは、side-by-side 実行できるアプリケーションの作成機能を提供しますが、side-by-side 実行は自動的にサポートされるわけではありません。 side-by-side 実行できるアプリケーションの作成に関する詳細については、「side-by-side 実行用のコンポーネントを作成するためのガイドライン」を参照してください。
関連項目
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