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StripSymbols の既定値が true になりました

  • [アーティクル]

.NET 7 でネイティブ AOT デプロイが導入された際に、StripSymbols プロパティも導入されました。これを使用すると、必要に応じて、Linux に生成された実行可能ファイルからデバッグ シンボルを削除して別のファイルに配置することができます。 プロパティの既定値は、false でした。 .NET 8 では、既定値が true に変更されました。

以前の動作

PublishAOT では、Linux のデバッグシンボルが、生成された実行可能ファイルに既定で配置されていたと同時に、別の .dbg ファイルに配置するためのオプトイン オプションがありました。

新しい動作

PublishAOT では、Linux のデバッグシンボルが、既定で .dbg ファイルに配置され、これを実行可能ファイルに配置するためのオプトアウト オプションがあります。

導入されたバージョン

.NET 8 Preview 4

変更理由

フィードバックに基づき、.NET ユーザーはプラットフォーム ネイティブな規則ではなく .NET シンボル規則を好むと判断しました。 ただし、シンボルを削除するオプションは発見しづらいものでした。

  • メインの実行可能ファイルに存在するデバッグ シンボルに依存している場合は、<StripSymbols>false</StripSymbols> をプロジェクト ファイルに追加して、以前の動作を復元してください。
  • 新しい既定値を使用する場合は、生成された実行可能ファイルをデバッグする必要があれば、.dbg ファイル内にあるデバッグ シンボルが適切にアーカイブされていることを確認してください。

影響を受ける API

なし。