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DataGridView 関連の API が InvalidOperationException をスローするようになった

DataGridView に関連する API の一部で、オブジェクトの DataGridViewCell.DataGridViewCellAccessibleObject.Owner 値が null の場合、InvalidOperationException をスローするようになりました。

変更内容

以前のバージョンの .NET では、影響を受ける API からは、呼び出し時、Owner プロパティ値が null であれば、NullReferenceException がスローされます。 .NET 6 以降、これらの API では、呼び出し時、Owner プロパティ値が null の場合、NullReferenceException ではなく InvalidOperationException がスローされます。

カテゴリの変更

この変更はバイナリ互換性に影響を与えます。

変更理由

InvalidOperationException をスローすることは、.NET ランタイムの動作に準拠しています。 また、無効なプロパティが明確に伝えられることでデバッグ作業が快適になります。

導入されたバージョン

.NET 6

コードを見直し、必要であれば、影響を受ける型の Owner プロパティを null として構築しないよう、コードを変更します。

影響を受ける API

次の表に、影響を受けるプロパティとメソッドの一覧を示します。

関連項目