方法: Windows フォームの Label コントロールでアクセス キーを作成する

Windows フォーム Label コントロールを使用して、他のコントロール用のアクセス キーを定義できます。 ラベル コントロールにアクセス キーが定義されている場合、ユーザーは、ALT キーと指定された文字を同時に押すことで、タブ オーダーの次のコントロールにフォーカスを移動できます。 ラベルはフォーカスを受け取ることができないため、フォーカスはタブ オーダーの次のコントロールに自動的に移動します。 この手法を使用して、テキスト ボックス、コンボ ボックス、リスト ボックス、およびデータ グリッドにアクセス キーを割り当てることができます。

ラベルが含まれるコントロールにアクセス キーを割り当てるには

  1. ラベルを先に描画し、次に他のコントロールを描画します。

    \- または -

    コントロールを任意の順序で描画し、ラベルの TabIndex プロパティを他のコントロールよりも 1 小さい値に設定します。

  2. ラベルの UseMnemonic プロパティを true に設定します。

  3. ラベルの Text プロパティにアンパサンド (&) を使用して、ラベルのアクセス キーを割り当てます。 詳細については、「Windows フォーム コントロールのアクセス キーの作成」を参照してください。

    注意

    アクセス キーの作成に使用するのではなく、ラベル コントロールにアンパサンドを表示できます。 これは、データにアンパサンドが含まれているレコードセット内のフィールドにラベル コントロールをバインドする場合に発生する可能性があります。 ラベル コントロールにアンパサンドを表示するには、UseMnemonic プロパティを false に設定します。 アンパサンドを表示すると共にアクセス キーも割り当てる場合は、UseMnemonic プロパティを true に設定し、1 つのアンパサンド (&) でアクセス キーであることを、2 つのアンパサンドでアンパサンドを表示することを指示します。

    Label1.UseMnemonic = True  
    Label1.Text = "&Print"  
    Label2.UseMnemonic = True  
    Label2.Text = "&Copy && Paste"  
    
    label1.UseMnemonic = true;  
    label1.Text = "&Print";  
    label2.UseMnemonic = true;  
    label2.Text = "&Copy && Paste";  
    
    label1->UseMnemonic = true;  
    label1->Text = "&Print";  
    label2->UseMnemonic = true;  
    label2->Text = "&Copy && Paste";  
    

関連項目