方法: UserControl クラスを継承する

カスタム コードを使用して 1 つ以上の Windows フォーム コントロールの機能を組み合わせるには、"ユーザー コントロール" を作成します。 ユーザー コントロールは、迅速なコントロール開発、標準の Windows フォーム コントロールの機能、およびカスタム プロパティやカスタム メソッドの多用途性を組み合わせたものです。 ユーザー コントロールの作成を開始すると、デザイナーが表示され、標準の Windows フォーム コントロールを配置できます。 これらのコントロールは、標準コントロールの外観と動作 (ルック アンド フィール) に加えて、固有の機能のすべてを保持します。 ただし、これらのコントロールをユーザー コントロールに組み込んだ場合、コードを介して使用することはできなくなります。 ユーザー コントロールは独自の描画を行い、標準コントロールに関連付けられた基本的な機能もすべて処理します。

ユーザー コントロールを作成するには

  1. Visual Studio で、新しい Windows コントロール ライブラリ プロジェクトを作成します。

    空白のユーザー コントロールを含む新しいプロジェクトが作成されます。

  2. コントロールを、ツールボックス[Windows フォーム] タブからデザイナーにドラッグします。

  3. こうしたコントロールは、最終的なユーザー コントロールに表示するときと同じように、配置およびデザインする必要があります。 開発者が内在コントロールにアクセスできるようにするには、内在コントロールをパブリックとして宣言するか、内在コントロールを選択して公開します。 詳細については、「方法: 内在コントロールのプロパティを公開する」を参照してください。

  4. コントロールに組み込むカスタム メソッドやカスタム プロパティを実装します。

  5. F5 キーを押してプロジェクトをビルドし、UserControl Test Container でコントロールを実行します。 詳細については、「方法: UserControl の実行時の動作をテストする」を参照してください。

関連項目