IWpfHostSupport
PresentationHost.exe を使用して Windows Presentation Foundation (WPF) コンテンツをホストするアプリケーションでは、このインターフェイスを実装して、ホストと PresentationHost.exe の間の統合ポイントを提供します。
警告
XBAP が動作するには、インターネット エクスプローラーや旧バージョンの Firefox などの従来のブラウザーが必要です。 これらの古いブラウザーは、通常、Windows 10 や Windows 11 ではサポートされていません。 最新のブラウザーでは、セキュリティ リスクがあるため XBAP アプリに必要なテクノロジがサポートされなくなりました。 XBAP を有効にするプラグインはサポートされなくなりました。 詳細については、「ブラウザーでホストされる WPF アプリケーション (XBAP) についてよく寄せられる質問」を参照してください。
解説
Web ブラウザーなどの Win32 アプリケーションでは、XAML ブラウザー アプリケーション (XBAP) や Loose XAML などの WPF コンテンツをホストできます。 WPF コンテンツをホストするには、Win32 アプリケーションで WebBrowser コントロールのインスタンスを作成します。 ホストされるためには、WPF で PresentationHost.exe のインスタンスを作成します。このインスタンスで、WebBrowser コントロールに表示するため、ホストされる WPF コンテンツをホストに提供します。
IWpfHostSupport
によって有効になる統合により、PresentationHost.exe では次のことを行うことができます。
ホスト アプリケーションに必要な生入力デバイス (ヒューマン インターフェイス デバイス) を検出して登録します。
登録されている生入力デバイスから入力メッセージを受け取り、適切なメッセージをホスト アプリケーションに転送します。
ホスト アプリケーションで、進行状況とエラーのカスタム ユーザー インターフェイスを照会します。
注意
この API は、ローカル クライアント コンピューターでの使用のみを目的とし、サポートされています。
メンバー
メンバー | 説明 |
---|---|
GetRawInputDevices | PresentationHost.exe が、ホスト アプリケーションに必要な未加工入力デバイス (ヒューマン インターフェイス デバイス) を検出できるようにします。 |
FilterInputMessage | E_NOTIMPL が返されない限り、メッセージを受信するたびに PresentationHost.exe によって呼び出されます。 |
GetCustomUI | 既定では、PresentationHost.exe によって、WPF コンテンツが配置されるときに表示される、配置の進行状況と配置エラーの独自のユーザー インターフェイスが提供されます。 |
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