ICorDebugILFrame4::EnumerateLocalVariablesEx メソッド

[.NET Framework 4.5.2 以降のバージョンでのみでサポート]

フレームのローカル変数の列挙子を取得し、プロファイラー ReJIT インストルメンテーションに追加される変数も含みます。

構文

HRESULT EnumerateLocalVariablesEx(  
   [in] ILCodeKind flags,
   [out] ICorDebugValueEnum **ppValueEnum  
);  

パラメーター

flags
[入力] プロファイラー ReJIT インストルメンテーションに追加される変数がフレームに含まれているかどうかを指定する ILCodeKind 列挙子メンバー。

ppValueEnum
[出力] このフレームのローカル変数の列挙子である "ICorDebugValueEnum" オブジェクトのアドレスへのポインター。

解説

このメソッドは、プロファイラー ReJIT インストルメンテーションに追加される変数に任意でアクセスする以外は、EnumerateLocalVariables メソッドと類似しています。 flagsILCODE_ORIGINAL_IL に設定することは、ICorDebugILFrame::EnumerateLocalVariables を呼び出すことと同じです。 flagsILCODE_REJIT_IL に設定することにより、デバッガは プロファイラー ReJIT インストルメンテーションに追加されるローカル変数にアクセスできるようになります。 中間言語 (IL) がインストルメント化されていない場合は、列挙子は空になり、メソッドは S_OK を返します。

実行中のメソッドにあるすべてのローカル変数が列挙子に含まれない場合がありますが、それは一部のローカル変数が非アクティブである可能性があるためです。

必要条件

:システム要件」を参照してください。

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4.5.2 以降で使用可能

関連項目