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IMetaDataTables::GetColumn メソッド

所与のテーブル内の指定された列および行のセルに格納されている値へのポインターを取得します。

構文

HRESULT GetColumn (
    [in]  ULONG   ixTbl,  
    [in]  ULONG   ixCol,  
    [in]  ULONG   rid,  
    [out] ULONG   *pVal  
);  

パラメーター

ixTbl
[in] テーブルのインデックス。

ixCol
[in] テーブルの列のインデックス。

rid
[in] テーブルの行のインデックス。

pVal
[out] セルの値へのポインター。

解説

pVal によって返される値の解釈は、列の型によって異なります。 列の型は、IMetaDataTables.GetColumnInfo を呼び出すことによって判断できます。

  • GetColumn メソッドにより、Rid または CodedToken 型の列は、完全な 32 ビット mdToken 値に自動的に変換されます。
  • また、8 ビットまたは 16 ビットの値は完全な 32 ビット値に自動的に変換されます。
  • ヒープ型の列の場合、返される pVal は対応するヒープのインデックスになります。
列の型 pVal に含まれる コメント
0..iRidMax
(0..63)
mdToken pVal には完全なトークンが含まれます。 関数により、自動的に Rid が完全なトークンに変換されます。
iCodedToken..iCodedTokenMax
(64..95)
mdToken 返されると、pVal には完全なトークンが含まれます。 関数により、CodedToken は完全なトークンに自動的に展開されます。
iSHORT (96) Int16 32 ビットに自動的に符号拡張されます。
iUSHORT (97) UInt16 32 ビットに自動的に符号拡張されます。
iLONG (98) Int32
iULONG (99) UInt32
iBYTE (100) Byte 32 ビットに自動的に符号拡張されます。
iSTRING (101) 文字列ヒープ インデックス pVal は、文字列ヒープのインデックスです。 実際の列文字列値を取得するには、IMetadataTables::GetString を使用します。
iGUID (102) GUID ヒープ インデックス pVal は、GUID ヒープのインデックスです。 実際の列の GUID 値を取得するには、IMetadataTables::GetGuid を使用します。
iBLOB (103) BLOB ヒープ インデックス pVal は、BLOB ヒープのインデックスです。 実際の列の BLOB 値を取得するには、IMetadataTables::GetBlob を使用します。

必要条件

:システム要件」を参照してください。

ヘッダー: Cor.h

ライブラリ: MsCorEE.dll でリソースとして使用されます

.NET Framework のバージョン: 2.0 以降で使用可能

関連項目