.NET 4 の段階で、ワークフロー チームは、System.Activities 名前空間のまったく新しいワークフロー エンジンをリリースしました。 .NET Framework 4.5 Beta のリリース以降、"WF 3" の System.Workflow.Activities、System.Workflow.ComponentModel、および System.Workflow.Runtime 名前空間に含まれる型のほとんどが、使用を推奨されない旧式扱いとなります。
旧式の名前空間とツール
次のアセンブリには、今後非推奨とされるパブリック型が 1 つ以上含まれています:
System.Workflow.Activities.dll
System.Workflow.ComponentModel.dll
System.Workflow.Runtime.dll
System.WorkflowServices.dll
Microsoft.Workflow.DebugController.dll
Microsoft.Workflow.Compiler.exe
Wfc.exe
その結果、非推奨とされた WF 3 API を今後使用すると、ビルド時に警告が発生し、次のようなメッセージが表示されます:
警告 BC40000: X は互換性のために残されています: WF 3 の型は非推奨とされます。 代わりに WF 4 を使用してください。 WF 3 の型は .NET Framework の将来のリリースで削除されますが、実際の削除時期はまだ未定です (4.5 では行われません)。 この段階的な変更は、今後の方向性を示し、お客様が WF 4 モデルに余裕をもって移行するための期間を確保するためのものです。 もちろん、WF 3 の型は Microsoft サポート ライフサイクル ポリシーに基づいて引き続きサポートされます。 既存の WF 3 アプリケーションは .NET Framework 4.5 でも問題なく動作し、WF 3 ベースの新規および既存ソリューションは Visual Studio 2012 でもサポートされます。
System.Workflow.Activities.Rules 名前空間に含まれるルール関連の型については、WF 4.5 には相当する型がないため、非推奨扱いにはなりません。
WF 4 へのアプリケーション移行作業に役立つリソースとしては、ワークフロー 4 への移行ガイダンスに関する記事があります。
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