DomainUpDown コントロールの概要 (Windows フォーム)

Windows フォームの DomainUpDown コントロールは、基本的に、テキスト ボックスと、一覧内を上下に移動するための 2 つのボタンを組み合わせたものです。 このコントロールを使って、選択肢の一覧からテキスト文字列を表示し、設定します。 ユーザーは、上下ボタンをクリックして一覧内を移動したり、上下矢印キーを押したり、一覧の項目に一致する文字列を入力したりして、文字列を選択することができます。 このコントロールの用途としては、アルファベット順に並べ替えられた名前の一覧から項目を選択する場合などがあります

注意

一覧を並べ替えるには、Sorted プロパティを true に設定します。

このコントロールの機能は、リスト ボックスやコンボ ボックスとよく似ていますが、占有する領域はごくわずかです。

キー プロパティ

このコントロールの主要プロパティは、Items、ReadOnly、および Wrap です。 Items プロパティには、コントロールにテキスト値が表示されるオブジェクトの一覧が含まれています。 ReadOnly が false に設定されている場合、ユーザーが入力したテキストはコントロールによって自動的に補完され、一覧内の値と照合されます。 Wrap が true に設定されている場合、最後の項目を超えてスクロールすると、一覧の最初の項目に移動します。その逆も同様です。 このコントロールの主要なメソッドは、UpButton と DownButton です。

このコントロールには、テキスト文字列のみが表示されます。 数値を表示するコントロールが必要な場合は、NumericUpDown コントロールを使用してください。 詳細については、「NumericUpDown コントロールの概要」を参照してください。

関連項目

• DomainUpDown
• DomainUpDown コントロール