Windows フォームでのより安全な印刷
Windows フォーム アプリケーションには、多くの場合、印刷機能が含まれています。 .NET Framework では、PrintingPermission クラスを使用して印刷機能へのアクセスが制御され、関連する列挙値を使用して PrintingPermissionLevel アクセスのレベルが示されます。 既定では、印刷は、ローカル イントラネット ゾーンとインターネット ゾーンで有効になっています。ただし、アクセスのレベルは両方のゾーンで制限されます。 アプリケーションで印刷を実行できるか、ユーザーによる対話型操作を必要とするか、それとも印刷を実行できないかは、アプリケーションに付与されたアクセス許可の値によって決まります。 既定では、ローカル イントラネット ゾーンは DefaultPrinting アクセス、イントラネット ゾーンは SafePrinting アクセスです。
次の表は、それぞれの印刷アクセス許可レベルで使用できる機能を示したものです。
PrintingPermissionLevel | 説明 |
---|---|
AllPrinting | インストールされているすべてのプリンターに対してフル アクセスを与えます。 |
DefaultPrinting | 既定のプリンターへのプログラムによる印刷と、制限付き印刷のダイアログ ボックスを使用した、より安全な印刷が有効になります。 DefaultPrinting は AllPrinting のサブセットです。 |
SafePrinting | より制限の厳しいダイアログ ボックスからの印刷だけが許可されます。 SafePrinting は DefaultPrinting のサブセットです。 |
NoPrinting | プリンターへのアクセスを防止します。 NoPrinting は SafePrinting のサブセットです。 |
関連項目
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