CA1509: コード メトリック構成ファイルのエントリが無効です
プロパティ | 値 |
---|---|
ルール ID | CA1509 |
Title | コード メトリック構成ファイルのエントリが無効です |
[カテゴリ] | 保守容易性 |
修正が中断ありか中断なしか | 中断なし |
.NET 8 では既定で有効 | いいえ |
原因
CodeMetricsConfig.txt という名前の構成ファイルに無効なエントリがあります。
規則の説明
コード メトリックの分析ルールを使用すると、CodeMetricsConfig.txt という名前のプロジェクトに追加のファイルを指定できます。 このファイルには、分析用にコード メトリックスのしきい値を構成するエントリが含まれています。 このファイルでは、次の規則を構成できます。
- CA1501:継承を使用しすぎないでください
- CA1502:メソッドの実装を複雑にしすぎないでください
- CA1505:メンテナンスできないコードを使用しないでください
- CA1506:クラス結合度を大きくしすぎないでください
この構成ファイルは、各エントリが次の形式であることを想定しています。
'RuleId'(Optional 'SymbolKind'): 'Threshold'
RuleId
に有効な値は、CA1501
、CA1502
、CA1505
、およびCA1506
です。- 省略可能な
SymbolKind
に有効な値は、Assembly
、Namespace
、Type
、Method
、Field
、Event
およびProperty
です。 Threshold
に有効な値は、負ではない整数です。- '#' で始まる行はコメント行として処理されます。
たとえば、以下の構成ファイルは有効です。
# Comment text
CA1501: 1
CA1502(Type): 4
CA1502(Method): 2
この構成ファイル内の無効なエントリには、CA1509
診断のフラグが設定されています。
違反の修正方法
この規則の違反を修正するには、CodeMetricsConfig.txt
の無効なエントリを要求される形式にします。
どのようなときに警告を抑制するか
この規則の違反は抑制しないでください。
関連規則
- CA1501:継承を使用しすぎないでください
- CA1502:メソッドの実装を複雑にしすぎないでください
- CA1505:メンテナンスできないコードを使用しないでください
- CA1506:クラス結合度を大きくしすぎないでください
関連項目
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