CA1847: String.Contains(string) の代わりに String.Contains(char) を 1 文字で使用する
プロパティ | 値 |
---|---|
ルール ID | CA1847 |
Title | 1 文字の String.Contains(string) の代わりに String.Contains(char) を使用する |
[カテゴリ] | パフォーマンス |
修正が中断ありか中断なしか | なし |
.NET 8 では既定で有効 | 提案として |
原因
String.Contains(string)
は、使用可能な場合に String.Contains(char)
使用されます。
規則の説明
1 文字を検索する場合、 String.Contains(char)
より優れたパフォーマンス String.Contains(string)
を提供します。
違反の修正方法
一般的に、文字列リテラルではなく、文字リテラルを使用することでルールは修正されます。
public bool ContainsLetterI()
{
var testString = "I am a test string.";
return testString.Contains("I");
}
Public Function ContainsLetterI() As Boolean
Dim testString As String = "I am a test string."
Return testString.Contains("I")
End Function
このコードは文字リテラルを代わりに使用するように変更できます。
public bool ContainsLetterI()
{
var testString = "I am a test string.";
return testString.Contains('I');
}
Public Function ContainsLetterI() As Boolean
Dim testString As String = "I am a test string."
Return testString.Contains("I"c)
End Function
どのようなときに警告を抑制するか
問題となっている検索呼び出しによるパフォーマンスへの影響が懸念されない場合は、この規則違反を抑制します。
警告を抑制する
単一の違反を抑制するだけの場合は、ソース ファイルにプリプロセッサ ディレクティブを追加して無効にしてから、規則をもう一度有効にします。
#pragma warning disable CA1847
// The code that's violating the rule is on this line.
#pragma warning restore CA1847
ファイル、フォルダー、またはプロジェクトの規則を無効にするには、構成ファイルでその重要度を none
に設定します。
[*.{cs,vb}]
dotnet_diagnostic.CA1847.severity = none
詳細については、「コード分析の警告を抑制する方法」を参照してください。
関連項目
GitHub で Microsoft と共同作業する
このコンテンツのソースは GitHub にあります。そこで、issue や pull request を作成および確認することもできます。 詳細については、共同作成者ガイドを参照してください。
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