Is 演算子 (Visual Basic)

2 つのオブジェクト参照変数を比較します。

構文

result = object1 Is object2

指定項目

result
必須です。 任意の Boolean 値。

object1
必須です。 任意の Object 名。

object2
必須です。 任意の Object 名。

Remarks

Is 演算子では、2 つのオブジェクト参照が同じオブジェクトを参照しているかどうかを判断します。 ただし、値の比較は行われません。 object1object2 の両方がまったく同じオブジェクト インスタンスを参照している場合、resultTrue です。そうでない場合、resultFalse です。

注意

Is キーワードは、Select...Case ステートメントでも使用されます。

次の例では、Is 演算子を使用してオブジェクト参照のペアを比較します。 結果は、2 つのオブジェクトが同一かどうかを表す Boolean 値に割り当てられます。

Dim myObject As New Object
Dim otherObject As New Object
Dim yourObject, thisObject, thatObject As Object
Dim myCheck As Boolean
yourObject = myObject
thisObject = myObject
thatObject = otherObject
' The following statement sets myCheck to True.
myCheck = yourObject Is thisObject
' The following statement sets myCheck to False.
myCheck = thatObject Is thisObject
' The following statement sets myCheck to False.
myCheck = myObject Is thatObject
thatObject = myObject
' The following statement sets myCheck to True.
myCheck = thisObject Is thatObject

前の例で示したように、Is 演算子を使用して、事前バインディングと遅延バインディングの両方のオブジェクトをテストできます。

TypeOf 演算子と Is 演算子を使用する

Is 演算子を TypeOf キーワードと共に使用して TypeOf...Is 式を作成することもできます。これにより、オブジェクト変数がデータ型に対応しているかどうかがテストされます。 次に例を示します。

If TypeOf sender Is Button Then

関連項目