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カスタマイズ ファイルおよびカスタムのホストされたコントロールの配布方法の概要

エージェント コンピューターにカスタムのホストされたコントロールおよび機能を配布するには、カスタマイズ ファイル機能を使用します。 配布を制御するには、カスタマイズ ファイル レコードを作成または更新し、構成に関連付けます。 構成に関連付けられているエージェントが Unified Service Desk クライアントを使用して Dynamics 365 インスタンスにサインインすると、カスタムのコントロールと機能がエージェントのコンピューターにダウンロードされ、使用可能となります。

カスタムのコントロールと機能を配布するには:

  1. カスタムのホストされたコントロールおよび機能を 1 つ以上作成または更新します。 このタスクは通常、ホストされたコントロールの作成の経験がある開発者によって行われ、次の内容が含まれます。

    • カスタムのホストされたコントロールのファイル。 通常、これらはアセンブリです。 詳細: カスタムの Unified Service Desk でホストされたコントロールの作成

    • カスタマイズの内容が記載されている [Content_Types] ファイル。 このファイルは、Unified Service Desk カスタマイズに含まれるファイルの既定のファイル拡張子を一覧にすることで MIME の種類の情報を提供する、OpenXML ファイルです。 これらは通常、.dll、.xml、.exe、および .config のファイルの種類ですが、Unified Service Deskclient が実行される Windows PC によってサポートされるほとんどすべてのファイルの種類を追加することができます。

    詳細: 監査、診断、追跡のためのカスタム リスナーの作成

  2. 圧縮 zip フォルダーとして配布するカスタム コントロール ファイルをパッケージ化します。 これを行うには、Windows エクスプローラーでファイルを選択し、右クリックして送るをポイントした後、圧縮 (zip 形式) フォルダーをクリックします。

  3. カスタマイズ ファイル レコードを作成し、圧縮 (.zip) フォルダーに添付ファイルとして追加します。

  4. カスタマイズ ファイル レコードを構成に関連付けます。

カスタム機能の配布用のカスタマイズ ファイル レコードの作成または更新

  1. Dynamics 365 インスタンスにサインインします。

  2. Dynamics 365 の横にある 下方向 の矢印を選択します。

  3. Unified Service Desk 管理者 を選択します

  4. サイト マップの詳細設定で、カスタマイズ ファイルを選択します。

  5. 一覧の既存のカスタマイズ ファイル レコードまたは + 新規を選択して、新しいファイルを作成します。

  6. 名前フィールドで、レコードの名前を入力します。

    フィールド Value
    カスタマイズ バージョン カスタマイズ ファイルを含む zip 形式のフォルダーのバージョンに対応するソフトウェアのバージョン番号を指定します。 たとえば、最初のバージョンのカスタマイズの場合は、1.0 と入力します。 マイナー アップデートの場合は、1.1 と入力します。
    説明 カスタマイズ ファイルの説明を指定します。
  7. これが新しいカスタマイズ ファイル レコードの場合、レコードを保存してカスタマイズの圧縮 (.zip) フォルダーを添付するために保存を選択します。

  8. ファイルの選択を選び、カスタム コントロールと機能ファイル、および [Content_Types].xml ファイルを含む圧縮フォルダーの保存先を参照し、アップロードを選択します。

    新しいカスタマイズ圧縮 (.zip) フォルダーで既存のカスタマイズ ファイル レコードを更新するには、ファイルの横にある X を選択して既存の zip 形式フォルダーを削除します。 そしてファイルの選択を選び、更新済みのカスタム コントロールと機能ファイルを含む圧縮フォルダーの保存先を参照し、アップロードを選択します。

    カスタマイズ ファイルを作成または更新する。

  9. 保存 を選びます。

  10. カスタマイズ ファイル レコードがまだ構成に関連付けられていない場合は、カスタマイズがエージェントによって使用できるようになる前に関連付ける必要があります。 詳細: Unified Service Desk 構成を使用したアクセスの管理 を参照してください

参照

運営および管理の概要
別のサーバーに Unified Service Desk コンフィギュレーションを移行