デプロイメント管理者ロールは、デプロイメント・マネージャーの デプロイメント管理者 ノードで付与または削除できます。
ヒント
ここで説明する手順は、Windows PowerShell コマンドレットを使用して実装できます。 詳細については、「 Windows PowerShell を使用した展開マネージャー タスクの実行」を参照してください。
デプロイメント管理者の追加
コンソール ツリーで [Deployment Administrators] を右クリックし、[ New Deployment Administrator] を選択します。
[ ユーザーの選択 ] ダイアログ ボックスの [ 選択するオブジェクト名を入力してください ] ボックスに、Active Directory に存在する必要があるユーザーの名前を入力し、[ 名前の確認] を選択します。
ユーザー名が受け入れられたら、[ OK] を選択します。
デプロイ管理タスクを実行するために必要なアクセス許可
デプロイメント管理者ロールのメンバーシップに加えて、デプロイメント管理タスクを実行するには追加の権限が必要です。
- Dynamics 365 展開管理または展開ツールのサーバーの役割を実行しているすべてのコンピューターの Administrators グループのメンバーであること。
- Deployment Manager が実行されているローカル コンピュータで Program Files フォルダの読み取りと書き込みのアクセス許可を持っている。
- Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) データベースの格納に使用される SQL Server のインスタンスが配置されているローカル コンピューターの Administrators グループのメンバーであること。
- Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) データベースの格納に使用される SQL Server のインスタンスに対する sysadmin メンバーシップを持っている。
- Active Directory 組織単位とセキュリティ グループを作成し、Dynamics 365 Server で使用される組織グループとセキュリティ グループにメンバーシップのアクセス許可を追加します。
デプロイ管理者を PrivUserGroup Active Directory セキュリティ グループに追加する
Dynamics サーバーが展開されているのと同じドメイン内のコンピューターで Active Directory ユーザーとコンピューター スナップインを開きます。
右側のナビゲーション ウィンドウから [ユーザー ] フォルダーを選択します。
前の手順で展開管理者として追加したユーザー名を右クリックし、[ グループに追加] を選択します。
[グループの選択] ダイアログ ボックスで、[選択するオブジェクト名を入力してください] テキスト ボックスに「privusergroup」と入力し、Active Directory 名が PrivUserGroup_OUname であることを確認し、OUname は Dynamics 365 Customer Engagement で使用されるセキュリティ グループが配置されている Active Directory 組織単位の名前であることを確認し、[名前の確認] を選択します。
名前は [グループの選択 ] ダイアログ ボックスで解決されます。
[OK] を 選択し、[Active Directory ユーザーとコンピューター] を閉じます。