次の方法で共有

コマンドプロンプトを使用して Microsoft Dynamics 365 Reporting Extensions をインストールする

  • [アーティクル]

この記事は、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) バージョン 9.1 更新プログラムには適用されません。 更新プログラム 9.1 の新機能については、新機能を参照してください。

Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) バージョン 9.0 のこのトピックについては、左側のナビゲーション ウィンドウの上にあるバージョンを選択します。

バージョン セレクター

Microsoft Dynamics 365 Reporting Extensions は、SQL Server Reporting Services サーバーにインストールされるデータ処理拡張機能です。 Microsoft Dynamics 365 Reporting Extensions は、Dynamics 365 Server から認証情報を受け取り、それを SQL Server Reporting Services サーバーに渡します。

Dynamics 365 Reporting Extensions をインストールすると、Dynamics 365 Fetch データ処理拡張機能と SQL データ処理拡張機能の2つのデータ処理拡張機能がインストールされます。 フェッチ データ処理拡張機能は、フェッチベースのレポートを Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) で作成、実行、スケジュール設定するために必要です。 Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) で SQL ベースのレポートをスケジュールするには、SQL データ処理拡張機能が必要です。

Microsoft Dynamics 365 レポート拡張機能要件

Microsoft Dynamics 365 Reporting Extensions には次の要件があります。

  • Microsoft Dynamics CRM Reporting Extensions セットアップを実行する前に、すべての Dynamics 365 Server ロールを完了する必要があります。

  • Microsoft Dynamics CRM Reporting Extensions の設定は、SQL Server Reporting Services がインストールされているコンピューターで実行する必要があります。

  • Microsoft Dynamics 365 Reporting Extensions を SQL Server Reporting Services のサポートされているエディションと実行できます。 サポートされている SQL Server Reporting Services のバージョンに関する詳細情報については、Microsoft Dynamics 365 Reporting Extensions の要件 を参照してください。

  • Microsoft Dynamics CRM レポート拡張機能は、Windows Server の Server Core インストールを実行しているサーバーにはインストールできません。 これは、必要とされている SQL Server Reporting Services を、Windows Server の Server Core インストールを実行しているサーバーにインストールすることができないためです。

  • 小さなデータ セットやユーザー数が少ない場合は、SQL Server データベース エンジンと SQL Server Reporting Services が同じサーバーで実行される単一サーバー展開の使用が適している場合があります。 ただし、大きなデータセットまたはユーザーが多い場合、複雑なレポートが実行されるとすぐにパフォーマンスが低下するため、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) データベース用の 1 台のコンピューターが SQL Server を実行し、SQL Server レポート サービス用に別のサーバーを使用するマルチサーバー展開の使用をお勧めします。

コマンド例

Microsoft Dynamics CRM レポート拡張機能のセットアップは、Microsoft Dynamics 365 Server 設定としてのコマンドライン パラメータを受け付けます。 Dynamics 365 レポート拡張機能を自動モードでインストールする場合、 install-config.xml という名前の XML 構成ファイルが使用され、 log.txt という名前のログ ファイルが作成されます。 Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) インストール ファイルの以下の SrsDataConnector フォルダーにあるセットアップ プログラムを実行します:

SetupSrsDataConnector /Q /CONFIG folderpath\install-config.xml /L c:\logfiles\crm\log.txt

関連項目

コマンドプロンプトを使用してインストールするMicrosoft Dynamics365
コマンドプロンプトを使用して、Microsoft Dynamics 365 for Outlook をインストール
Microsoft Dynamics365 Reporting Extensions XML 構成ファイル