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WebApplicationServer の役割と OrganizationWebService の役割のみをインストールする XML 構成ファイルのサンプル

この記事は、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) バージョン 9.1 更新プログラムには適用されません。 更新プログラム 9.1 の新機能については、新機能を参照してください。

Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) バージョン 9.0 のこのトピックについては、左側のナビゲーション ウィンドウの上にあるバージョンを選択します。

バージョン セレクター

次の例では、Web アプリケーション サーバーと組織 Web サービス サーバー ロールのみをローカル コンピューターにインストールします。 この構成ファイルを使用するには、SQLServer という名前の SQL Server に構成データベースが存在している必要があります。 機能は既定の IIS Web サイトにインストールされます。 別の Web サイトを指定するには、<WebsiteUrl> 要素を使用します。 詳細については、「Microsoft Dynamics 365 Server XML 構成ファイル」を参照してください。

Note

Web アプリケーション サーバーには、組織の Web サービスが必要です。 したがって、WebApplicationServer のロール名だけを指定する場合でも、組織の Web サービス (OrganizationWebService) は自動的にインストールされます。

<CRMSetup>  
<Server>  
<Patch update="true">\\server\share\patchfile.msp</Patch>  
<LicenseKey>XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX</LicenseKey>  
<SqlServer>SQLServer</SqlServer>  
<Database create="false" />  
<InstallDir>c:\Program Files\Microsoft Dynamics CRM</InstallDir>  
<WebsiteUrl create="true" port="5555"> </WebsiteUrl>  
<Roles>  
   <Role name="WebApplicationServer"/>  
</Roles>  
<SQM optin="true" />  
<MUoptin optin="true" />  
<CrmServiceAccount type="DomainUser">  
   <ServiceAccountLogin>contoso\user1</ServiceAccountLogin>  
   <ServiceAccountPassword>password</ServiceAccountPassword>  
</CrmServiceAccount>  
<MonitoringServiceAccount type=”DomainUser”>  
<ServiceAccountLogin>Contoso\CRMMonitoringService</ServiceAccountLogin>  
<ServiceAccountPassword>password</ServiceAccountPassword>  
</MonitoringServiceAccount>  
</Server>  
</CRMSetup>  

注意

<ServiceAccountLogin> 値と <ServiceAccountPassword> 値のある構成ファイルを管理する場合は、パスワードがテキスト形式で格納されるため、セキュリティ上のリスクがあります。 このような構成ファイルを使用して Dynamics 365 Server をインストールした後は、速やかにこれらの要素を削除してください。

関連項目

Microsoft Dynamics 365 ロールのインストール
HelpServer ロールのみをインストールする XML 構成ファイルのサンプル