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探索サービスを使用して組織の URL を検出する

探索サービスを使用して、ユーザーがメンバーである組織と、各組織の組織サービスにアクセスするためのエンドポイント アドレス URL を判別します。 Dynamics 365 for Customer Engagement はマルチテナント型の環境であるため、この検出サービスが必要となります。マルチテナント型の環境では、1 つの Dynamics 365 for Customer Engagement サーバーが複数のビジネス組織をホストできます。 探索サービスを使用することで、アプリケーションはエンドポイント アドレス URL を判別し、ターゲット組織のビジネス データにアクセスすることができます。

Dynamics 365 for Customer Engagement のインストールでは、サーバーや組織の割り当てが、データセンター管理や負荷分散の一環として変更されることがあります。 そのため、検出サービスには、指定時間に組織に割り当てられている Dynamics 365 for Customer Engagement サーバーを任意の時点で検出する機能が実装されています。

インターネットに接続する展開 (IFD) のインストールでは、Web サービス URL は以下の形式になります。

https://dev.<hostname[:port]>/XRMServices/2011/Discovery.svc  

設置型展開では、Web サービス URL は以下の形式になります。

http[s]://<hostname[:port]>/XRMServices/2011/Discovery.svc  

ご使用のシステムの正しい URL については、Dynamics 365 for Customer Engagement Web アプリケーションの開発者リソース ページを参照してください。

探索サービスを使用するには、Microsoft.Xrm.Sdk.dll アセンブリに対する参照を Visual Studio プロジェクトに追加してから、using または imports 文を追加し、Microsoft.Xrm.Sdk.Discovery 名前空間にアクセスします。 IDiscoveryService インターフェイスには DiscoveryRequest クラスのインスタンスを渡すために使用する Execute メソッドが用意されています。

または、前述の URL のサービス参照をプロジェクトに追加することもできます。

SDK アセンブリで検出サービスを使用
アプリケーションとサーバー拡張機能の作成
開発者リソース ページを使用してエンドポイントをダウンロード
Dynamics 365 Customer Engagement で Web サービスにアクセスする
クイック スタート: 単純なプログラム