UserQuery (保存されているビュー) エンティティ

保存済みクエリは、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) データベース検索のパラメーターおよび条件を定義するビジネス エンティティです。 保存済みクエリでは、複数のエンティティにまたがる検索がサポートされます。 Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) では、Customer Engagement データベースに対するクエリに使用できるエンティティが 2 種類あります。

ユーザー クエリ (アプリケーションでは保存されているビューと呼ばれます) は、個々のユーザーによって所有され、他のユーザーに割り当てたり、他のユーザーと共有することができます。また、クエリのアクセス特権に応じて、他のユーザーがクエリを表示することもできます。 これは、頻繁に使用される、複数のエンティティの種類にまたがるクエリや、集計を実行するクエリに適しています。 保存済みクエリ (アプリケーションではビューと呼ばれます) は、組織によって所有され、組織内のすべてのユーザーが表示できます。 保存済みクエリ (ビュー) は、エンティティおよびフィルターに定義するビューと Dynamics 365 for Outlook のテンプレートの両方に使用されます。 保存されたビューの詳細については、「Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) のエンティティ ビューのカスタマイズ」および「オフラインと Outlook のフィルターおよびテンプレート」を参照してください。

クエリは FetchXML ステートメントの形式で作成され、UserQuery.FetchXml 属性に割り当てられます。 このクエリを実行するには、ExecuteByIdUserQueryRequest メッセージを使用します。

ユーザー クエリ (保存されているビュー) は、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) アプリケーションの [高度な検索] セクションおよびエンティティのビュードロップダウン リストで確認できます。 高度な検索ダイアログ ボックスで Fetch XML のダウンロードボタンを使用して、 UserQuery.FetchXml 属性の値をエクスポートできます。

参照

Dataverse によるビジネス データのモデル化)
UserQuery エンティティ
QueryExpression でクエリを作成する
Fetch XML スキーマ