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チュートリアル: オフライン プラグインのアセンブリ セキュリティの構成

Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) プラットフォームでは、登録済みオフライン プラグインのアセンブリに追加のセキュリティ制限が適用されます。 オフライン アクセスを使用する Dynamics 365 for Microsoft Office Outlook のインストール時に、クライアント コンピューターのシステム レジストリに AllowList キーが追加されます。 オフライン プラグインを含むアセンブリを登録する場合は、アセンブリごとに AllowList キーの下にレジストリ サブキーを追加する必要があります。このキーには、アセンブリの公開キー トークンから派生した名前を付けます。 このキーを追加しないと、オフライン プラグインが登録されても、そのプラグインはプラットフォームで実行されません。 このチュートリアルでは、プラグインのアセンブリのサブキーを追加する方法について説明します。

公開キー トークンの取得

  1. オフライン プラグインを含むアセンブリをプラグイン登録ツールに読み込みます。 ツールの使用方法の詳細については プラグインの登録 を参照してください。

  2. ツールのツリー ビューでプラグインのアセンブリを選択します。

  3. 公開キー トークンフィールドの値を貼り付け用のバッファーにコピー (Ctrl+C) します。

AllowList キーの追加

  1. スタートボタンをクリックし、ファイル名を指定して実行を選択し、「regedit.exe」と入力して、レジストリ エディターを実行します。

  2. ツリー ビュー ウィンドウで、AllowList キーに移動します。 キーの完全なパスは HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\MSCRMClient\AllowList です。

  3. AllowList キーを選択して右クリックし、コンテキスト メニューを表示します。

  4. 新規を選択し、キーをクリックして新しいサブキーを作成します。

  5. 公開キー トークンの値を新しいサブキーの名前に貼り付けます。

  6. レジストリ エディターを閉じます。

関連項目

プラグインの開発
サンプル: 基本プラグインの作成
プラグインの登録および展開