フィールド サービス技術者のサービス レポート

フィールド サービス技術者は、顧客訪問中に行われた作業を要約したサービス レポートを作成することがよくあります。 これらのレポートには、完了したタスクやサービス中に使用された製品や部品などの詳細を含めることができます。 多くの場合、サービス レポートは PDF 形式で顧客に送付する必要があります。

この記事では、Power Apps Component Framework (PCF) を使用して、Field Service Mobile アプリのサービス レポートを作成する方法について説明します。 この記事では、開発者が環境のコントロールを設計およびインポートするためのガイドとして機能するサンプル レポートと PCF コントロールについても説明します。

PCF コントロールを報告する技術者の機能:

• モバイル アプリがオンラインまたはオフラインのときにサービス レポートを生成する。
• レポートを起動するための予約可能なリソース予約フォームのコマンド オプション。
• オフライン データをフェッチするための API 呼び出しを使用したレポート レイアウトのサンプル。
• アプリ内レポート プレビューと署名のエクスペリエンス。
• レポートをメモとしてサービス タイムラインに保存し直す。
• アクセシビリティ準拠のプレビューと出力レポート。

ガイド付きチュートリアルについては、次のビデオをご覧ください。

注意

このレポートは、Power Apps 構成フレームワークを使用して自分のカスタム レポートを展開するための助けになるサンプルとして提供されています。 このレポートはカスタム コントロールと見なされ、Microsoft ではサポートを提供していません。

レポート ソリューションをインポートする

1. レポート ソリューション をダウンロードします。

2. レポート ソリューションを環境にインポートします。 インポートにより、レポート フォーム、リボン コマンドがインストールされ、環境内で機能を実行できるようにサンプル レポートが含まれます。 ソリューションを管理ソリューションとしてインポートすることをお勧めします。

3. レポート ソリューションをインポートした後、アプリ デザイナーで Field Service Mobile アプリ モジュールを開き、予約可能なリソース予約エンティティのレポート フォームを有効にします。 変更を保存し、公開します。

4. この時点で、モバイル アプリでレポートの機能を表示し、組織に必要な変更を評価できます。

カスタム レポートを作成する

1. サンプル PCF コントロールの報告 ソースコードをダウンロードします。
2. お気に入りの IDE を使用して、レポート PCF コントロールのサンプルを編集します。 このコントロールを変更して、レイアウトを変更したり、レポート要件を満たすために必要なブランド、更新されたデータ、またはその他の更新を追加します。 ControlManifest と index.ts でレポート名を更新して、レポートの名前を組織にとってわかりやすい名前に変更してください。 カスタマイズの詳細については、サンプル ソース コードに含まれている ReadMe.pdf を参照してください。
3. 修正した PCF コントロールをあなたの環境にインポートします。 詳細については、こちらの記事 PCF コントロールをインポートする手順を参照してください
4. システムのカスタマイズ>予約可能なリソースの予約>フォーム>報告>レポートビュー に移動することで、新規 PCF テンプレートをポイントするようにカスタマイズを更新します。 プロパティ で、新しい名前のレポートが表示されます。これは、Web、電話、タブレットで有効にする必要があります。

注意

PCF レポート コントロールには、複数の言語のリソース ファイルが含まれていますが、英語 (1033) しか宣言されていません。 他の言語の場合は、ControlManifest を更新して、ローカライズに必要な言語を宣言します。

モバイル アプリからレポートを生成する

Field Service Mobile アプリを起動し、予約可能なリソースの予約に移動します。

詳細>レポート に移動します。

Web からレポートを生成する

管理者とディスパッチャーは、Web ブラウザで予約を表示するときにレポートを生成することもできます。

予約可能リソースの予約から レポート を選択します。