モバイル ワークスペースのセキュリティを強化する

重要

財務と運用 (Dynamics 365) モバイル アプリおよびプラットフォームは、非推奨になりました。 詳細については、削除済みまたは非推奨のプラットフォーム機能を参照してください。

この記事では、ワークスペースへのユーザー アクセスを制限する方法について説明します。

メニュー項目をワークスペースに割り当てる

ワークスペースはメニュー項目に関係させることができます。 ワークスペースはメニュー項目への権限を持つユーザーにのみ表示されるため、メニュー項目へのアクセス権がないユーザーは、ワークスペースを使用できません。

メニュー項目がワークスペースに割り当てられていない場合、ワークスペースは常にユーザーに表示されます。

メニュー項目を割り当てることによってワークスペースのセキュリティを確保するには、これらの手順に従います。

  1. SysAppWorkspaceSecurityAttribute 属性をワークスペース クラスに追加して、ワークスペースに割り当てるメニュー項目を指定します。

    メニュー項目をワークスペースに割り当てます。

  2. メニュー項目とワークスペースを構築します。 変更をテストするには、メニュー項目にアクセスできないユーザー アカウントを使用してモバイル アプリにサインインします。

WorkspaceHidden メソッドのオーバーライド

パラメーターに基づき、ワークスペースを非表示または表示するか指定することもできます。 workspaceHidden メソッドを上書きすることにより、次のコード例に示すように、コードでワークスペースの可視性を制御できます。

workspaceHidden メソッドをオーバーライドします。

メニュー項目を追加して、workspaceHidden メソッドを上書きする

アプリで両方の先行メソッドを使用することができます。 メニュー項目はセキュリティ チェックを提供し、workspaceHidden メソッドには、ワークスペースの可視性に関連する追加ロジックが含まれています。