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レポート デザイナー インターフェイス

この記事では、Report Designer 内を移動する方法と、特定の要件を満たすためにさまざまなオプションを使用する方法について説明します。

Report Designer のメニュー コマンド

次の表では、財務諸表でレポートを作成する際に使用できるメニュー コマンドおよびオプションについて説明します。 いくつかのメニュー コマンドおよびオプションは、特別な場合にのみ使用できます。 たとえば、レポート単位のレベルを上げる、および下げるコマンドは、レポート ツリーの定義を変更している場合にのみ使用できます。

ファイル メニュー

ファイル メニューはすべてのユーザーが使用することができ、次のコマンドが含まれます。

コマンド 説明
新規 新しいレポート定義、行定義、列定義、レポート ツリー定義、レポート グループ定義、またはフォルダーを作成します。 その他のオプションは、ユーザの役割に応じて使用できます。
未解決 既存の行定義、列定義、レポート ツリー定義、またはレポート定義を開きます。
閉じる 現在の構成要素を閉じます。
すべて閉じる すべての構成要素を閉じます。
保存 現在の行定義、列定義、レポート ツリー定義、またはレポート定義を保存します。
名前を付けて保存 現在の行定義、列定義、レポート ツリー定義、またはレポート定義を新しい名前で保存します。
プロパティ レポートの名前と説明を変更するための プロパティ ダイアログ ボックスを開きます。
作成 最新のレポートを生成します。 このコマンドはレポート定義から使用できます。
レポートの表示 生成されたレポートの最新バージョンを開きます。 少なくとも 1 つのレポートが生成済であれば、このコマンドをレポート定義から使用できます。
最新のレポート定義 最近作成または変更されたレポートの一覧を表示します。 これで、一覧からレポートを選択できます。
最新の行定義 最近作成または変更された行定義の一覧を表示します。 これで、一覧から行定義を選択できます。
最新の列定義 最近作成または変更された列定義の一覧を表示します。 これで、一覧から列定義を選択できます。
最新のレポート ツリー定義 最近作成または変更されたレポート ツリー定義の一覧を表示します。 これで、一覧からレポート ツリー定義を選択できます。
終了 レポート デザイナーを終了します。

[編集] メニュー

編集 メニューは、ロールがデザイナー または管理者であるユーザーであれば使用できます。 このメニューには次のコマンドが含まれています。

コマンド 説明
元に戻す 最後の操作を元に戻します。
やり直し 最後の元に戻した操作を取り消します。
切り取り 選択したテキストを削除してクリップボードにコピーします。
コピー 選択したテキストをクリップボードにコピーします。
貼り付け クリップボードから最後に切り取ったまたはコピーしたテキストを挿入します。
クリア 選択した構成要素セルの内容を削除します。
検索 ビュー ウィンドウでテキストを検索するための、検索および置換 ダイアログ ボックスを開きます。
置換 ビュー ウィンドウでテキストを検索するための、検索および置換 ダイアログ ボックスを開きます。
分析コードからの行の挿入 行定義に含める分析コード値を選択するための、分析コードからの行の挿入 ダイアログ ボックスを開きます。 このコマンドは行定義から使用できます。
行の番号の再割り当て すべての数値行のコード番号の再割り当てを実行します。 このコマンドは行定義から使用できます。
行のリンク 行定義およびレポート ツリー定義でデータ リンクのソースを指定するための、行リンク ダイアログ ボックスを開きます。 このコマンドは行定義から使用できます。
丸め調整 丸め用パラメーターを指定するための、丸め調整 ダイアログ ボックスを開きます。 このコマンドは行定義から使用できます。
分析コード セットを管理する 分析コード セットを作成および変更するための、分析コード セット ダイアログ ボックスを開きます。 このコマンドは、行定義またはレポート ツリー定義から使用できます。
行の挿入 行定義に空の行を、または列定義に空のヘッダー行を挿入します。 このコマンドは、行定義または列定義から使用できます。
行の削除 選択された行を行定義から削除するか、選択されたヘッダー行を列定義から削除します。 このコマンドは、行定義または列定義から使用できます。
列の挿入 列定義に空の列を挿入します。 このコマンドは列定義から使用できます。
列の削除 選択した列を列定義から削除します。 このコマンドは列定義から使用できます。
分析コードからレポート ユニットを挿入 レポート ツリー定義に含める分析コード値を選択するための、分析コードからレポート単位を挿入 ダイアログ ボックスを開きます。 このコマンドはレポート ツリー定義から使用できます。
分析コード セット階層のインポート 財務データから分析コード セット階層をインポートするための、分析コード セット階層 ダイアログ ボックスが開きます。 このコマンドは、..\financial-dimensions\dimension-based system に対するレポート ツリー定義から使用できます。
レポート ユニットの挿入 レポート ツリー定義に空の行を挿入します。 このコマンドはレポート ツリー定義から使用できます。
レポート ユニットの削除 レポート ツリー定義から選択したレポート単位の行を削除します。 このコマンドはレポート ツリー定義から使用できます。

[表示] メニュー

表示 メニューはすべてのユーザーが使用することができ、次のコマンドが含まれます。

コマンド 説明
ナビゲーション ウィンドウ ナビゲーション ウィンドウを表示または非表示にします。
ツール バー 表示されているツール バーを選択します。
ステータス バー Report Designer ウィンドウ内のステータス情報を表示または非表示にします。
[ようこそ] ページ ようこそ ページを開きます。

[フォーマット] メニュー

フォーマット メニューは、ロールがデザイナーまたは管理者 であるユーザーであれば使用できます。 このメニューには次のコマンドが含まれています。

Command Description
スタイルと書式 行定義および列定義のテキストのスタイルを作成および変更するための、スタイルと書式 ダイアログ ボックスを開きます。 このコマンドは、行定義または列定義から使用できます。
列の幅 選択した列の幅を設定するための、列の幅 ダイアログ ボックスを開きます。 このコマンドは、行定義、列定義、またはレポート ツリー定義から使用できます。
非表示 選択した列を非表示にします。 このコマンドは、行定義、列定義、またはレポート ツリー定義から使用できます。
[非表示解除] 選択した列の間の非表示の列を表示します。 このコマンドは、行定義、列定義、またはレポート ツリー定義から使用できます。

[会社] メニュー

会社 メニューは、ロールがデザイナーまたは管理者であるユーザーであれば使用できます。 このメニューには次のコマンドが含まれています。

コマンド 説明
会社 会社を作成および変更するための、会社 ダイアログ ボックスを開きます。
レポート パーツ グループ 構成要素グループを作成、変更、インポート、およびエクスポートするための、構成要素グループ ダイアログ ボックスを開きます。

[移動] メニュー

実行 メニューは、すべてのユーザーが使用できます。使用できるコマンドは次のとおりです。

メモ

ナビゲーション ウィンドウが表示されていない限り、これらのコマンドには目に見える作用はありません。

[コマンド] 説明
[レポート定義] ナビゲーション ウィンドウでレポート定義を表示します。
[行定義] ナビゲーション ウィンドウで行定義を表示します。
[列定義] ナビゲーション ウィンドウで列定義を表示します。
[レポート ツリー定義] ナビゲーション ウィンドウでレポート ツリー定義を表示します。
セキュリティ ナビゲーション ウィンドウで、ユーザー、グループ、および会社のセキュリティ情報を表示します。

[ツール] メニュー

ツール メニューはすべてのユーザーが使用できますが、コマンドの使用は制限されています。 このメニューには次のコマンドが含まれています。

コマンド 説明
[保護] 現在の構成要素にパスワードを適用します。 このコマンドは、ロールがデザイナーまたは管理者であるユーザーであれば使用できます。
[レポート キュー ステータス] 生成されたすべての最新レポートと各レポートの詳細を表示するための、レポート キュー ステータス ダイアログ ボックスを開きます。
ソース システムの情報 お使いの Microsoft Dynamics ERP システムの設定を表示します。 このコマンドは、ロールがデザイナーまたは管理者であるユーザーであれば使用できます。
[項目のチェック アウト] 現在開いている行定義、列定義、レポート ツリー定義、およびレポート定義を表示します。 このコマンドは、ロールがデザイナーまたは管理者であるユーザーであれば使用できます。
[キャッシュ財務データの更新] 財務分析コード列のデータを更新します。
オプション レポート デザイナー のユーザー基本設定を変更するための、オプション ダイアログ ボックスを開きます。

[ウィンドウ] メニュー

ウィンドウ メニューはすべてのユーザーが使用することができ、次のコマンドが含まれます。

コマンド 説明
[左右に整列] 開いているすべてのウィンドウを左右に並べて表示します。
[上下に整列] 開いているすべてのウィンドウを上下に重ねて表示します。
[重ねて表示] 開いているすべてのウィンドウのそれぞれのタイトル バーが表示されるよう階層表示します。
水平位置の固定 スクロースしても選択した行がウィンドウ内に表示されるように、その行を固定します。 このコマンドは、ロールがデザイナーまたは管理者であるユーザーであれば使用できます。
上下位置の固定 スクロースしても選択した列がウィンドウ内に表示されるように、その列を固定します。 このコマンドは、ロールがデザイナーまたは管理者であるユーザーであれば使用できます。
[開いているウィンドウの一覧] 開いているウィンドウの一覧を表示します。 最前面に表示するウィンドウを選択します。

[ヘルプ] メニュー

ヘルプ メニューはすべてのユーザーが使用することができ、次のコマンドが含まれます。

Command Description
ヘルプ 財務報告書のヘルプ記事ページを開きます。

Report Designer のツール バー ボタン

次の表は、レポートを作成する際に使用できるツール バーのボタンについて説明します。 いくつかのツールバー ボタンは、特別な場合にのみ使用できます。 たとえば、レポート単位のレベルを上げるボタンおよび下げるボタンは、レポート ツリーの定義を変更している場合にのみ使用できます。

[標準] ツール バー

標準ツール バーによってファイルおよび編集コマンドに簡単にアクセスできます。 ツール バーには、次のボタンが含まれます。

ボタン Description
新しいボタン。] 新しい (空の) レポート定義、行定義、列定義、またはレポート ツリー定義を作成します。
ボタンを開く。] 既存の行定義、列定義、レポート ツリー定義、またはレポート定義を開きます。
保存ボタン。 現在の行定義、列定義、レポート ツリー定義、またはレポート定義を保存します。
コピー ボタン。 選択したテキストをクリップボードにコピーします。
切り取りボタン。 選択したテキストを削除してクリップボードにコピーします。
貼り付けボタン。 クリップボードのテキストを挿入します。
取り消しボタン。 最後の操作を元に戻します。
やり直しボタン。 最後の元に戻した操作を取り消します。
検索ボタン。 アクティブなウィンドウでテキストを検索し置き換えるための、検索および置換 ダイアログ ボックスを開きます。
行の挿入ボタン。 行定義に空の行を、または列定義に空のヘッダー行を挿入します。 このボタンは行定義または列定義から使用できます。
列の挿入ボタン。 列定義に空の列を挿入します。 このボタンは列定義から使用できます。
ロック ボタン。 現在の構成要素にパスワードを適用します。 このボタンは、ロールがデザイナーまたは管理者であるユーザーであれば使用できます。
行のリンク ボタン。 行定義およびレポート ツリー定義でデータ リンクのソースを指定するための、行リンク ダイアログ ボックスを開きます。 このボタンは行定義から使用できます。
レベルを上げるボタン。 レポート ツリー定義の単位のレベルを上げます。 子単位を選択し、レベルを上げる をクリックすると、その子単位は親単位と同じレベルに移動します。
レベルを下げるボタン。 レポート ツリー定義の単位のレベルを下げます。 単位を選択し、レベルを下げる をクリックすると、その単位は前の単位の子単位になります。
展開ボタン。 選択した単位レベルで、すべてのレポート ツリー定義の単位を展開します。
折りたたみボタン。 レポート ツリーを折りたたみます。
ヘルプ ボタン。 ヘルプを開きます。

[フォーマット] ツール バー

フォーマット ツール バーによって、スタイル コマンドに簡単にアクセスできます。 ツール バーには、次のボタンが含まれます。

ボタン 説明
フォント スタイル ボタン。 選択したフォント スタイルを現在のテキストに適用します。
フォント ボタン。 現在のテキストを選択したフォントに設定します。
フォント サイズ ボタン。 現在のテキストを選択したフォント サイズ (ポイント) に設定します。
太字ボタン。 現在のテキストを太字にします。
斜体ボタン。 現在のテキストを斜体にします。
[ボタン。 現在のテキストに下線を付けます。
インデントを減らすボタン。 現在のテキストのインデントを下げます。
インデントの増加ボタン。] 現在のテキストのインデントを増やします。
背景色ボタン。 現在のセルの背景色を変更します。
フォントの色ボタン。 現在のテキストの色を変更します。

レポート デザイナのツール バー

レポート デザイナーのツール バーによって、レポート デザイナー内を移動するコマンドに簡単にアクセスできます。 ツール バーには、次のボタンが含まれます。

ボタン 説明
レポート定義ボタン。 ウィンドウ メニューに表示されているレポート定義を表示します。
行定義ボタン。 有効なレポート定義に割り当てられている行定義を表示します。
列定義ボタン。 有効なレポート定義に割り当てられている列定義を表示します。
レポート ツリー定義ボタン。 有効なレポート定義に割り当てられているレポート ツリー定義を表示します。
レポート ビューアー ボタン。 Report Viewer を起動し、生成されたレポートの最新バージョンを表示します。 少なくとも 1 つのレポートが生成されていれば、このボタンをレポート定義から使用できます。
レポート生成ボタン。 有効なレポート定義からレポートを生成します。 このボタンはレポート定義から使用できます。

追加リソース

財務報告

財務諸表の生成