銀行の受け入れ率を高める
Microsoft Dynamics 365 Fraud Protection を市場の他の製品とは別に設定する機能の 1 つは、トランザクション受け入れブースターです。 この機能は、信頼の知識を銀行と共有することで、より高い受け入れ率の恩恵を受けるのに役立ちます。 受け入れブースター サービスを通じて、Fraud Protection の評価を参加している発行銀行やネットワークと直接共有することを選択できます。
受け入れブースターサービス
参加している発行銀行とコンテキスト トランザクション データのネットワークでは、受け入れブースター サービスはトランザクション信頼知識と呼ばれる直接通信チャネルを提供し、トランザクションに関する他の生の属性を選択します。 この送信は、不正アクセス防止によるトランザクション評価時に発生します。 そのトランザクションで使用される支払い方法が、プログラムに参加している銀行またはネットワークによって発行された場合、Fraud Protection はその銀行またはネットワークにトランザクションの信頼に関する知識を送信します。
受け入れブースター サービスを有効にするには:
- [設定] を選択し、[トランザクション受け入れブースター] を選択します。
- [オプトイン] タブで、[同意] ブースター サービスを選択して、トランザクションの信頼に関する知識を参加している銀行やネットワークと共有することに同意します。
- オプトインしたら、標準のトランザクション信頼ナレッジのみを送信するか、トランザクションに関する未加工の属性を共有することもできます。
- [同意] を選択して、プログラムの条件と参加者の一覧に関する詳細を確認します。
- [保存] を選択して選択を確定します。
複数階層の TAB
Fraud Protection インスタンスに複数の環境がある場合は、各環境の TAB 設定を個別に制御できます。 次のユーザー ロールには、これらの設定を編集するためのアクセス許可があります。
- 製品管理者
- 全体管理者
- PSP 管理者
- すべてのエリア管理者
親環境で TAB 設定が変更されると、そのすべての子の TAB 設定が上書きされます。 この変更には、親環境の現在および将来の子孫が含まれます。 親環境の設定が優先されます。
親環境で TAB 設定を変更すると、TAB 設定が上書きされる子環境の一覧を表示できます。 その後、変更を確認できます。 各子の TAB 設定ページには、親によって行われた変更に関する通知が表示されます。 親環境または子環境の設定は複数回変更できます。