Visual Studio Code AL 拡張機能の AL Explorer と AL Home

重要

このコンテンツはアーカイブされており、更新されていません。 最新のドキュメントについては、「Dynamics 365 Business Central の新機能と予定されている機能」を参照してください。 最新のリリース計画については、「Dynamics 365、Power Platform、Cloud for Industry のリリース計画」を参照してください。

有効対象	パブリック プレビュー	一般提供
管理者、作成者、マーケティング担当者、またはアナリスト向けで、自動的に有効化される	2023年2月1日	2023年4月1日

ビジネス バリュー

これまで数回のリリースで、マイクロソフトの開発ツールでは、世界の開発者コミュニティからの期待に応えるように大幅な変更が行われました。 Visual Studio Code、GitHub、Application Insights は、世界中の何百万人もの開発者に使用されているツールです。多くの開発者は、習得に多くの時間をかけることなく、Business Central 開発者コミュニティに容易に参加できるようになりました。

マイクロソフトによる開発者コミュニティ拡大の取り組みの一方で、一般に開発分野では引き続き需要が供給を上回り続けています。そのため、プロフェッショナル開発者の生産性向上にいっそう力を注ぎながら、コンサルタント自身もより多くのことをこなせるようにする必要があります。以前から C/SIDE RAD などで取り組まれてきたように、不足がちなプロフェッショナル開発者リソースに依存することなく、直接ソース コードを扱うことなく、開発を拡大しながら、適切な品質と継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) のプロセスにも準拠する必要があります。

機能の詳細

新たな AL Explorer は、プロフェッショナル開発者と技術コンサルタントのための強力なツールです。AL Explorer を使うと、拡張機能内のオブジェクトを探索、操作して、オブジェクトの詳細、依存関係、拡張ポイントなどの詳細を理解できます。 開発者は日々の生産性を向上でき、技術コンサルタントは拡張機能の構造の概要を理解して、新たな機能を指定したり、簡単なトラブルシューティングを行ったりできます。

また、今後のビジュアル エディターのための基盤も提供しており、生産性のさらなる向上と、新たな開発者のすみやかな立ち上げにも役立ちます。 さらに、技術コンサルタントは、Business Central でモックアップを作成したり、軽微な変更を実行したりできます。直接コードを扱う必要はありません。また、統合 CI/CD プロセスに準拠しながら、プロフェッショナル開発者によるレビューや承認、テストとデプロイの自動化などを行うこともできます。

オブジェクトの表示、検索、フィルターリング

特定のアプリ スコープ内のすべてのオブジェクトの概要を簡単に確認できます。たとえば、ワークスペース全体や選択したプロジェクトなどを確認できます。また、オブジェクト名で検索したり、オブジェクトをタイプ別にグループ化したりすることもできます。

ソース コードに移動

選択したオブジェクトのソース コードにすばやくジャンプできます。開発に役立つだけでなく、読み取って理解するために使うことも、トラブルシューティング用にブレークポイントを追加するためにも使えます。

ブックマーク

よく使用するオブジェクトをブックマークできます。オブジェクトのリストを、ブックマークされたオブジェクトのみに簡単にフィルタリングできます。たとえば、現在作業中のオブジェクト間を移動する場合などに便利です。

拡張ポイントの表示 - イベント、API、列挙型

AL Explorer では、すべてのイベントと API ページの概要をすばやく確認することもできます。このため、容易に拡張ポイントを作成でき、既存の拡張ポイントを拡張できます。インターフェイスを実装する拡張可能な列挙型の概要をすばやく確認することもできます。

AL Home

最後に、新しい AL Home スタートアップ ページには新しいコミュニケーション チャネルが含まれます。これを使って、Business Central R&D は、ニュース、ベスト プラクティス、今後のイベント、緊急情報とステータス、学習コンテンツなどを、AL Visual Studio Code 拡張機能のすべてのユーザーと効率的に共有できるようになります。

関連項目

AL Explorer (ドキュメント)