営業案件テーブル

営業案件テーブルは、新規の顧客または既存の顧客に対する潜在販売力を表します。 これは将来の需要や売り上げの予測に役立ちます。 Dynamics 365 for Customer Engagement で新規の営業案件を作成することで、既存の顧客の問い合わせを監視したり、見込みのある潜在顧客を営業案件に転化したりすることができます。 営業担当者は、現在の営業の取り組みを記録するために営業案件をよく利用します。

営業案件の現在の段階と共にその売上見込み、推定クローズ日、および評価を追跡記録できます。 潜在顧客の名前とその営業担当者の名前を記録できます。 潜在販売力に関係する電話、電子メール、課業などの諸活動を監視できます。

営業案件は、特定の取引先企業または取引先担当者と関連付けられていなければなりません。 取引先企業と取引先担当者は複数の営業案件とリンクすることもあります。 営業案件の競合企業情報は、効果的な販売戦略を分析したり発見したりするのに役立ちます。

個々の営業案件に複数の製品が関連付けられることもあります。 営業案件と製品の関連付けは提案製品テーブルで表現されます。

見込み顧客または既存の顧客が製品やサービスの購入を望んでいるかどうかを判断した後に営業案件をクローズすることができます。 営業案件をクローズすると、それはアクティブでなくなりますが、削除はされません。 これで、必要ならば後で再度オープンすることができます。 営業案件をクローズすると、クローズした営業案件活動が作成されます。 これは営業案件のクローズ テーブルで表されます。 このテーブルを使用すると、売上、営業案件のクローズ理由、クローズ日、競合企業などの情報を保存できます。 営業案件を作成したユーザーに関する情報もここに保存されます。

営業案件に関連付けられる各テーブルによって、営業の取り組みに関係するすべての情報 (活動、メモや添付ファイル、競合企業、見積もり、注文、営業資料など) が提供されます。

関連情報

営業案件の作成
営業案件から見積もり、受注、または請求書への変換
営業案件テーブル
OpportunityProduct テーブル
OpportunityClose テーブル
サンプル: 営業案件の作成 (事前バインド)
サンプル: 営業案件の取得 (事前バインド)
サンプル: 営業案件を見積もりに変換する (事前バインド)
営業エンティティ
見積もり、受注、請求書のエンティティ
営業案件、見積もり、受注、請求書に対する既定の価格レベルの設定