Sales Insights プライバシーに関する声明
この記事では、Sales Insights 機能のプライバシーに関する声明について説明します。 当社にとってお客様のプライバシーは重要です。 Microsoft Online Services については、「Microsoft オンライン サービスのプライバシーに関する声明」をお読みください。
Sales Insights Standard の機能
Sales insights Standard の機能に関する特定のプライバシー情報については、以下の段落を参照してください。
リレーションシップ アシスタント機能を有効にすると、やり取りの限定的なデータ (送信者の名前と電子メール アドレス、電子メール本文の抜粋を含む) が取得されます (ただし、Dynamics 365 for Customer Engagement には保存されません)。データを取得する目的は、電子メールについて関連性のあるインサイトを表示することです。 さらに、リレーションシップ アシスタント機能を構成して、ニュース、金融、フライト情報に関する情報を取得できます。そのために、MSN マネーや Bing (Microsoft Dynamics 365 Core Services とは見なされない) などの外部コンポーネントに要求が送信されます。 管理者はリレーションシップ アシスタント機能を有効または無効にすることができます。そのためには、設定>インテリジェンスの構成に移動し、リレーションシップ アシスタントタブをクリックして、適切な選択を行います。
リレーションシップ アシスタント機能に関連する外部コンポーネントについては、以下のセクションで説明します。
Bing
リレーションシップ アシスタントは Bing を使用して関連性のあるニュースを検索し、ユーザーに表示します。このとき、そのユーザーの Dynamics 365 for Customer Engagement データから、取引先企業名を使用します。
MSN マネー
リレーションシップ アシスタントは MSN マネーを使用して関連性のある株価情報をユーザーに表示します。このとき、そのユーザーの Dynamics 365 for Customer Engagement データから、取引先企業の株式銘柄コードを使用します。
埋め込みインテリジェンス機能である電子メール エンゲージメントを有効にすると、フォロー対象に設定されている電子メールが Dynamics 365 for Customer Engagement から送信されたときに、受信者による電子メールでのやり取りについての情報が収集され、Azure に保存されます。その目的は、受信者の活動を表す KPI と "フォロー対象" の電子メールでのやり取りを分析することです。
電子メール エンゲージメントは、システム管理者が埋め込みインテリジェンスの電子メール エンゲージメントタブでその機能を設定することにより、有効になります。 管理者は、インテリジェンスの構成ノードの設定で、組織の電子メール エンゲージメントを後から無効にすることができます。
この機能を無効にすると、Dynamics 365 for Customer Engagement から送信された電子メールは、ユーザー インターフェイスまたはプログラムのどちらの方法を使ってもフォローできません。 また、フォロー対象に設定された電子メールが送信されても、受信者のやり取りのデータは収集されません。 以前に収集されたデータは Azure に保存されており、この機能を組織で再度有効にした場合は、そのデータを利用できます。 データは、お客様と Microsoft のサブスクリプション契約が終了した後、90 日間保持されます。 Dynamics 365 for Customer Engagement ユーザーが、取引先担当者ごと、またはリードごとに埋め込みインテリジェンス - 電子メール エンゲージメント機能を無効にすることもできます。そのためには、優先する連絡方法で電子メールのフォローの設定を変更します。
電子メール エンゲージメント機能に関連する Azure コンポーネントとサービスについて次に説明します。
メモ: その他の Azure サービス内容については Microsoft Azure セキュリティ センター を参照してください。
Azure ストレージ アカウント
電子メール エンゲージメント機能では、Azure Storage Account を使用して電子メールのやり取りの BLOB が一時的に保存されます。
自動取り込み機能を有効にすると、サインインしたユーザーに電子メール活動を表示するために、Exchange データが Dynamics 365 for Customer Engagement によって取得されますが、保存はされません。 ユーザーはそれらの電子メールを明示的に "追跡" し、Exchange の電子メールを Dynamics 365 for Customer Engagement に電子メール活動としてコピーできます。コピーした電子メールは、Dynamics 365 for Customer Engagement のアクセス許可によって構成された適切なユーザーと共有されます。
管理者が自動取り込み機能を有効または無効にするには、設定>インテリジェンスの構成に移動し、自動取り込みタブをクリックして、適切な選択を行います。 ユーザーが自動取り込み機能を無効にすることもできます。そのためには、個人用オプションの [電子メール] タブで、Dynamics 365 で追跡されていない電子メールを活動リストに表示する を いいえ に設定します。
Sales Insights Premium の機能
Dynamics 365 Sales Insights Premium の機能に関する特定のプライバシー情報については、以下の段落を参照してください。
Dynamics 365 Sales Insights 機能を有効化すると、Dynamics 365 for Customer Engagement 顧客データが送信され、(1) データ移動とKPI 計算むけの移行の目的のための Azure Data Factor、および (2) 予測モデルのトレーニングおよびスコアリングのためのAzure Container インスタンスによって使用されます。 このソリューションをインストールすると、この限定されたデータ セットを Azure Data Factory サービスおよび Azure Container Instance サービスに送信することに同意したと見なされます。 送信されるデータには、取引先担当者、営業案件、潜在顧客、取引先企業、活動、および追加のメタデータ情報が含まれます。
Dynamics 365 Sales Insights に関連する Azure コンポーネントとサービスについては、以下のセクションで説明します。
メモ: その他の Azure サービス内容については Microsoft Azure セキュリティ センター を参照してください。
Azure Data Factory
Dynamics 365 Sales Insights は、クラウドデータ統合サービスである、Azure Data Factory を使用し、サービス間のデータ (顧客データを含む) の移動や意向をオーケストレーションおよび自動化します。
Azure Batch サービス
Dynamics 365 Sales Insights は、クラウドベースのバッチ サービスである、Azure Batch サービスを使用して、予測モデルのトレーニングやスコアリングの動的パイプラインを作成します。
Dynamics 365 Sales Insights のインストールおよび削除
管理者は、Dynamics 365 Sales Insights 機能を Dynamics 365 for Customer Engagement 組織にソリューションとしてインストールすることで、この機能を有効にできます。 また、管理者はその後、Dynamics 365 for Customer Engagement 組織からソリューションをアンインストールすることで、機能を無効にできます。
会話インテリジェンス
Dynamics 365 Sales の会話インテリジェンスに関する特定のプライバシー情報については、以下の段落を参照してください。
Azure サービス
会話インテリジェンスに関連する Azure コンポーネントとサービスについては、以下のセクションで説明します。
メモ: その他の Azure サービス内容については Microsoft Azure セキュリティ センター を参照してください。
Azure Data Factory
Dynamics 365 Sales Insights プレビューは、クラウドデータ統合サービスである、Azure Data Factory を使用し、サービス間のデータ (顧客データを含む) の移動や意向をオーケストレーションおよび自動化します。
会話インテリジェンスのインストールおよび削除
Dynamics 365 for Customer Engagement のユーザーと管理者は、Microsoft Entra ID に新しいアプリケーションを登録できるため、アプリにサインインして必要なアクセス許可に同意することで、会話インテリジェンスを有効にすることができます。 管理者は、https://myapps.microsoft.com で、アプリへのアクセスの削除を含むことができるこれらの許可を変更できます
会話情報データに関する個人情報保護法の取り扱い
個人情報保護に関する法令を遵守することは、企業のお客様の責任です。 データ主体の権利 (DSR) の削除、または編集の要求を尊重し実行することを選択した場合、以下の注意事項の情報を確認してください:
注意
個人データの表示、削除、エクスポートの詳細については、「 GDPRのAzureデータ主体要求」を参照してください。 GDPR に関する一般的な情報については、Microsoft セキュリティ センターの GDPR セクション と サービス トラスト ポータルの GDPR セクション を参照してください。
データ保護
ユーザー デバイスと Microsoft データセンター間で転送中のデータは、セキュリティ保護されます。 顧客と Microsoft データセンターの間で確立される接続は暗号化され、すべてのパブリック エンドポイントは業界標準の TLS を使用して保護されます。 TLS は、セキュリティが強化されたブラウザーからサーバーへの接続を確立し、デスクトップとデータセンターの間でデータの機密性と整合性を確保することができます。 また、顧客エンドポイントからサーバーへの API アクセスも同様に保護されます。 現時点では、サーバーのエンドポイントにアクセスするには TLS 1.2 (またはそれ以上) が必要です。
Sales Insights の一部として保存されたすべてのデータは、Microsoft 暗号化キーを使用して暗号化されます。