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Application Insights で倉庫管理テレメトリを有効にする

  • [アーティクル]

この記事では、倉庫テレメトリ データを Application Insights に送信するように Microsoft Dynamics 365 Supply Chain Management を設定する方法について説明します 。

システムでテレメトリ機能をオンまたはオフにする

Supply Chain Management のテレメトリ機能を使用するには、システムでこれらの機能を有効にする必要があります。 管理者は、機能管理 設定を使用して、機能の状態を確認し、有効にすることができます。 機能管理 ワークスペースで、この機能は次のようにリストされています。

  • モジュール:システム管理
  • 機能名:監視とテレメトリの管理者

Application Insights を設定する

まず、Azure サブスクリプションで Application Insights を設定します。

  1. Azure のサブスクリプションをまだお持ちでない場合は、取得してください。

    ノート

    システムからアクセスできる任意の Azureテナントに Application Insights リソースをセットアップできます。 たとえば、Microsoft パートナーに属するテナントに Application Insights をセットアップできます。 この場合、Microsoft パートナーは、Azure テナントにアクセスできない場合でも、テレメトリ データを分析できます。

  2. Application Insights をインストールするアカウントの Azure portal にログインします。

  3. Application Insights リソースの作成 の手順に従って、Application Insights リソースを作成します。

  4. Application Insights リソースのインストルメンテーション キー または 接続文字列 の値のコピーを取っておきます。 (詳細については、 Application Insights リソースの作成を参照してください。)こ の値は、後で Supply Chain Management を設定してデータを送信するときに必要になります。

テレメトリ データを Application Insights に送信するようにアプリを設定する

Application Insights をセットアップし、そのインストルメンテーション キーのコピーを取得したら、Supply Chain Management がテレメトリ データを送信できるようにする準備が整います。

  1. システム管理者権限を持つユーザーとして Supply Chain Management にログインします。

  2. システム管理 > 設定 > 監視と利用統計情報パラメーター の順に移動します。

  3. 構成タブで次のフィールドを設定します。

    • ユーザー セッション (カスタム イベント) - 倉庫イベントをキャプチャするには、これを有効にする必要があります。 このオプションははいに設定する必要があります。
    • 倉庫イベント – 倉庫利用統計情報を Application Insights に送信するかどうかを指定します。 このオプションははいに設定する必要があります。

  4. 環境 タブで、次のフィールドを設定します:

    • LCS 環境 ID – 利用統計情報の送信元となる Microsoft Dynamics Lifecycle Services 環境の ID を入力します。 この ID を見つけるには、Lifecycle Services にログインし、環境の詳細ページを開きます。 環境の詳細 セクションで、環境 ID フィールドを探します。
    • 環境モード – 選択した環境のモードを指定します。 サポートされている環境モードは、開発、テスト、および実稼働です。

  5. Application Insights レジストリタブで、次のフィールドを設定します。

    • 環境モード – 選択した環境のモードを指定します。 値は、環境 タブで指定した値と一致する必要があります。
    • 接続文字列 または インストルメンテーション キー – Azure で Application Insights をセットアップしたときにコピーした値を入力します。

    注記

    異なる環境モードに同じインストルメンテーション キーを使用できます。

  6. アクション ウィンドウで、保存を選択して設定を保存します。

価格決定

Application Insights アプリケーションが送信する利用統計情報の量 (データ取り込み) と、データを利用できるようにする期間 (データ保持) に基づいて料金が請求されます。 価格に関する最新情報については、Azure Monitor の価格を参照してください。

次のステップ