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倉庫アプリのイベント処理

Supply Chain Management で実行されるバッチ ジョブでは、キューのデータを使用して、倉庫管理モバイル アプリによって発行されたイベントを処理し、必要に応じて通知されたイベントに対応することができます。 この機能は、アプリを使用しているユーザーが実行する特定のタイプのアクションに応じて、関連するイベントをキューに追加します。 たとえば、倉庫アプリから作成および処理される移動オーダー機能を使用する場合は、システムで倉庫アプリのイベント処理バッチ ジョブを実行しているときに、移動オーダー ヘッダーと明細行がバック エンドで作成および更新されます。

倉庫アプリのイベント処理機能をオンまたはオフにする

Supply Chain Management のバージョン 10.0.25 では、この機能は既定で有効になっています。 Supply Chain Management のバージョン 10.0.29 では、この機能は必須です。 そのため、既定では有効で、再び無効にできません。 10.0.29 より以前のバージョンを使用している場合、管理者は 機能管理ワークスペースで 倉庫アプリ イベントの処理 機能を検索して、この機能を有効または無効にすることができます。

倉庫アプリのイベントを処理するためのバッチ ジョブを設定する

倉庫アプリ イベントの処理

移動オーダーの作成と行の更新のための倉庫アプリ イベントを処理するために、スケジュールされたバッチ ジョブを設定します。

  1. 倉庫管理 > 定期タスク > 倉庫アプリのイベント処理の順に移動します。
  2. 倉庫アプリのイベント処理ダイアログ ボックスが開きます。 バックグラウンドで実行クイックタブを展開し、バッチ処理はいに設定します。
  3. バックグラウンドで実行クイックタブで、繰り返しを選択します。
  4. 繰り返しの定義ダイアログ ボックスが開きます。 業務の要件に応じて実行スケジュールを設定します。
  5. OK をクリックし、倉庫アプリのイベント処理ダイアログ ボックスに戻ります。
  6. 倉庫アプリのイベント処理ダイアログ ボックスで OK を選択し、バッチ ジョブをバッチ キューに追加します。

倉庫アプリ イベントのクエリ

Warehouse Management アプリが生成したイベント キューとイベント メッセージを表示するには、倉庫管理 > 照会およびレポート > モバイル デバイスのログ > 倉庫アプリのイベント の順に移動します。

標準のイベント キュー プロセス

倉庫アプリのイベント キューは、通常、次の説明のフローで使用されます。

  1. イベント メッセージを使用して、イベントがキューに追加されます。 新しいメッセージには最初、待機中のイベントの状態が含まれます。このメッセージは、倉庫アプリのイベント処理バッチ ジョブによって取得および処理されることはありません。
  2. メッセージの状態がキューに設定に更新されるとすぐに、倉庫アプリの処理イベント バッチ ジョブによってイベントが取得および処理されます。
  3. バッチ ジョブは、要求された処理が可能かどうかに応じて、イベントの状態を完了または失敗に更新します。
  4. すべての関連するイベント メッセージが完了になると、そのイベントがキューから削除されます。

詳細な例については、「倉庫アプリから移動オーダーを作成のプロセス」を参照してください。

イベント エラーの処理

倉庫イベント処理の一部として、要求されたメッセージ活動がバッチ ジョブからプロセスを受け取らないことがあります。 この場合、イベント メッセージは失敗に変更されます。 バッチ ログ情報を使用して理由を確認し、問題を修正するために必要なアクションを実行できます。

詳細な例については、「倉庫アプリから移動オーダーを作成」を参照してください。

失敗した倉庫アプリのイベント メッセージをリセットするには、次の操作を行います。

  1. 倉庫管理 > 照会およびレポート > モバイル デバイスのログ > 倉庫アプリのイベント の順に移動します。
  2. 倉庫アプリ イベントのメッセージ クイックタブで、イベントの状態列で失敗を表示している関連イベントを見つけて選択します。
  3. 倉庫アプリ イベントのメッセージ ツールバーでリセットを選択します。
  4. 該当するすべてのメッセージがリセットされるまで作業を続行します。

また、倉庫アプリ イベントのメッセージ ツールバーの削除オプションを使用して、失敗したイベント メッセージを削除することもできます。