Unified Service Desk の UII データ駆動型アダプター
データ駆動型アダプターは、Hosted Application Toolkit (HAT) によって使用されます。 これらのアダプターはユーザー インターフェイス (UI) とのやり取りのみを処理し、これにはビジネス プロセスは含まれていません。 これは、ビジネス プロセスおよび UI インタラクション コードとひんぱんにやり取りする、ユーザー定義アダプターとは異なります。
データ駆動型アダプターは、バインディングと呼ばれるデータを使用して、ホストされたアプリケーションの UI コンポーネントを特定する方法を定義します。 たとえば、バインディングが、Web ページ上の要素を記述するためのドキュメント オブジェクト モデル (DOM) のパスから構成されることがあります。 HAT アダプターは、Windows Workflow Foundation (WF)、これらのバインディング、およびデータ駆動型アダプターを使用して実装されているビジネス プロセスを活用して、1 つまたは複数のアプリケーション間のビジネス フローを管理します。
UII は次の 4 種類のデータ駆動型アダプターを提供します。
WinDataDrivenAdapter: Windows ベースのアプリケーション用の Microsoft Active Accessibility (MSAA) ベースのデータ駆動型アダプター。
WebDataDrivenAdapter: Web アプリケーション用の DOM ベースのデータ駆動型アダプター。
UIDataDrivenAdapter: Windows (Microsoft Silverlight および Windows Presentation Foundation (WPF) アプリケーションを含む) および Web アプリケーション用の UI オートメーション ベースのデータ駆動型アダプター。
JavaDataDrivenAdapter: Java アプリケーション用の Java 開発キット (JDK) レベル 1.7 ベースのデータ駆動型アダプター。
参照
UII Hosted Application Toolkit (HAT)
UII オートメーション アダプターを使用して外部および Web アプリケーションとやり取りする
Unified Service Desk の拡張