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ワークフロー エディターについて

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

ワークフロー エディターは、デザインサーフェスにワークフロー要素を配置することで Microsoft Dynamics Ax のワークフローを作成可能なグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) です。このプロセスは、Microsoft Visio を使用して業務プロセスをシミュレーションするプロセスに似ています。ワークフローを構成するタスクと承認を表す要素を追加、削除し、要素の位置を変更できます。手動決定、自動決定、並列活動などフロー制御要素を追加することもできます。したがって、自動化する業務プロセスを正確にモデル化する複雑なワークフローを作成できます。次の図は、ワークフロー エディターの領域を示しています。

Workflow editor

ワークフロー エディターは次の領域で構成されています。

  • アクション ウィンドウ – アクション ウィンドウは、ワークフロー エディターの上部にあります。アクション ウィンドウには、ワークフロー内の移動、ワークフロー要素のコピーと貼り付け、プロパティのコンフィギュレーションに使用するボタンがあります。ワークフロー全体のプロパティをコンフィギュレーションするには、キャンバスを選択します。特定のワークフロー要素のプロパティをコンフィギュレーションするには、その要素を選択します。

  • ワークフロー要素 – この領域には、作成中のワークフローに追加できるワークフロー要素があります。要素を追加するには、[ワークフロー要素] 領域の要素をキャンバスにドラッグします。

  • キャンバス – キャンバスは、ワークフロー要素を配置する主領域です。モデリングしている業務プロセスのフローは、要素をつなぐコネクタで示されます。

    要素の中に他の要素が含まれることもあります。ある要素が他の要素を含む場合は、親子関係が作成されます。たとえば、承認要素には、1 つまたは複数の承認ステップが含まれます。この承認ステップは、親の承認要素の子要素です。子要素をコンフィギュレーションするには、親要素をダブルクリックします。

  • ナビゲーション バー – ナビゲーション バーは、親要素と子要素の間を移動するために使用されます。

  • エラーや警告のウィンドウ – このウィンドウは、ワークフロー エディターの下部にあります。このウィンドウには、ワークフローに対して生成されたエラーおよび警告のメッセージが表示されます。このれらのエラーおよび警告を解決してからでなければ、ワークフローは有効化できません。エラーまたは警告が発生した要素を特定するには、エラーまたは警告メッセージをダブルクリックします。

参照

ワークフローの作成

ワークフローのプロパティをコンフィギュレーション

ワークフロー要素のコンフィギュレーション