例: 下方修正キーの使用
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012
予測要求を減らす方法を定義するには下方修正キーを使用できます。下方修正キーの設定方法、異なる下方修正キー、および結果の例をいくつか示します。
例 1
予測下方修正原則 [率 - 下方修正キー] の使用
この例は、下方修正キーによって定義されたパーセンテージおよび期間に従って、下方修正キーが需要予測要求を減少させる方法を示します。[下方修正キー] フォームの以下の行を設定します。
変更 |
単位 |
率 |
---|---|---|
1 |
月 |
100 |
2 |
月 |
75 |
3 |
月 |
50 |
4 |
月 |
25 |
品目の補充グループに下方修正キーを関連付けます。
"マスター プラン" フォームの [下方修正原則] フィールドで [率 - 下方修正キー] を選択します。
毎月 1,000 個の需要予測を作成します。
1 月 1 日に予測のスケジューリングを実行する場合、需要予測要求は、このセクションで既に指定したパーセンテージに従って消費されます。次の要求数量がマスタ プランに転送されます。
月 |
必要な個数 |
---|---|
1 月 |
0 |
2 月 |
250 |
3 月 |
500 |
4 月 |
750 |
5 ~ 12 月 |
1000 |
例 2
予測下方修正原則 [トランザクション - 下方修正キー] の使用
この例は、下方修正キーによって定義された期間中に実行される実際の注文が、需要予測要求を減少させる方法を示します。
"マスター プラン" フォームの [下方修正原則] フィールドで [トランザクション - 下方修正キー] を選択します。
1 月 1 日の時点で次の販売注文が存在します。
月 |
注文数 |
---|---|
1 月 |
956 |
2 月 |
1176 |
3 月 |
451 |
4 月 |
119 |
毎月 1,000 個の同じ需要予測を使用し、次の要求数量がマスタ プランに転送されます。
月 |
必要な個数 |
---|---|
1 月 |
44 |
2 月 |
0 |
3 月 |
549 |
4 月 |
881 |
5 ~ 12 月 |
1000 |