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カード タイプとカード番号の設定

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack

業務で受け入れるカードのタイプごとに、デビット カード、クレジット カード、ロイヤルティ カード、法人カードなどのカード タイプを作成します。

カード番号の検証は、顧客がカードを提示した際の支払処理に必要です。各カード タイプに対して許容可能なカード番号の長さと範囲を設定します。

たとえば、あるクレジット カードは、4 などの固有の開始番号によって識別されます。このカード タイプをシステムで検証するためには、4 [開始カード番号] フィールドと [終了カード番号] フィールドに値を入力し、1 [識別対象の桁] フィールドに入力します。番号 4 で開始するカードが使用されるたびに、システムはそのカードをこの特定のカード タイプとして識別します。

また、特定のカード タイプを識別するための値の範囲を入力できます。たとえば、常に 4200 ~ 4300 の値から始まる特定のカードを確認するために、4200 を [開始カード番号] フィールドに、4300 を [終了カード番号] フィールド入力して、4 [識別対象の桁] フィールドに入力します。

  1. 小売 >設定 >支払方法 >カード タイプ をクリックします。

  2. [新規] をクリックして新しいカード タイプを設定します。

  3. 次の情報を入力します。

    • [カード ID]: 店舗の支払タイプとして使用する、店舗に割り当てられているカード ID。業務で受け入れるすべてのカードに対して、カード ID を作成する必要があります。

    • [カード タイプ名]: カードの名前。

    • [カード タイプ]: カード タイプを選択します。国際クレジット カード国際デビット カードロイヤルティ カード法人カードから選択できます。カード タイプは、カード ID ごとに割り当てる必要があります。

    • [カード発行元]: カードの発行機関。

  4. [カード番号] をクリックして "カード番号" フォームを開きます。

  5. [開始カード番号] フィールドに開始番号を入力し、[終了カード番号] フィールドに終了番号を入力します。

  6. [識別対象の桁] フィールドに、カードを検証するために使用する桁の番号を入力します。この番号は、[開始カード番号] と [終了カード番号] フィールドに入力した桁の番号と一致する必要があります。たとえば、これらのフィールドに 4 桁の番号を入力した場合は、このフィールドに [4] を入力します。

  7. このカード タイプにカード番号を追加するには、[新規] をクリックして手順 5 と 6 を繰り返します。

参照

支払方法について

店舗のカード支払方法の設定