原価グループ (フォーム)

[アーティクル]
10/19/2018

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

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在庫管理 >設定 >原価設定 >原価グループ をクリックします。

購入した工順工程に使用した材料、原価カテゴリ、間接原価の計算式に割り当てる原価グループを定義するには、このフォームを使用します。原価グループは、製造品目の算出原価に対する原価貢献度を区分および分析することができます。これは、材料、労務、および間接費に対する原価貢献度が含まれます。標準原価のために、[在庫および倉庫管理パラメーター] フォームの 2 種類の原価管理ポリシーは、原価グループによる原価計算で複数レベルの製品構成全体で維持するかどうか、および差異を原価グループ別にレポートするかを定義します。

オプションで、原価グループに利益設定の割合を割り当てることができます。したがって、BOM 計算では、コストプラスマークアップのアプローチに基づいて、製造品目の推奨販売価格を計算できます。

例

単純な例では、材料、労務、および間接費で原価グループを分けます。材料の原価グループは、購入品目に割り当てられます。労務の原価グループは、工順工程に関連付けられている原価カテゴリに割り当てられます。間接原価の原価グループは、労務関連の間接費を反映する割増金計算式に割り当てられます。これにより、製品の BOM 計算によって、原価が材料、労務、間接費に区分されます。

フォームのナビゲーション

次の表で、このフォームのコントロールについて説明します。

クイックタブ

タブ	説明
[全般] タブ	選択した原価グループの原価グループ情報を表示します。
利益	コストプラスマークアップ法を使用して推奨販売価格を計算する場合に、利益設定の割合を割り当てます。

フィールド

フィールド	説明
原価グループ	原価グループを識別するコードを入力します。
名前	原価グループコードの説明を入力します。これは多くの場合、原価グループの詳細な説明です。
原価グループタイプ	原価グループを、直接材料、直接製造、間接原価、またはそれ以外に適用するかどうかを選択します。原価グループタイプを割り当てると、原価グループを割り当てる機能が制限され、レポートのデータが別の方法で集計されます。
動作	必要に応じて原価データを二次区分します。固定費と変動費の区分は、原価計算表に表示される情報のように、レポート目的でのみ行われます。
既定	品目、原価カテゴリ、または間接原価に原価グループが割り当てられていない場合は、BOM 計算で既定値が使用されます。各原価グループタイプでは、1 つの原価コードのみを既定値として識別する必要があります。
利益設定	指定した割合に適用される一連の利益設定データを選択します。必要に応じて利益設定の割合を割り当てることで、コストプラスマークアップ法に基づいた製品の推奨販売価格を BOM 計算で算出できます。
利益割合	一連の利益設定データに対して利益設定割合を入力します。