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Outlook でのスパム対策スタンプの表示

Exchange Serverの組み込みのスパム対策エージェントは、診断メタデータまたはスタンプを、組織に入るメッセージに X ヘッダーとして適用します。 これらのスタンプの詳細については、「 スパム対策スタンプ」を参照してください。 Microsoft Outlook を使用すると、スパム関連の問題を診断するのに役立つメッセージのスパム対策 X ヘッダー フィールドを表示できます。

はじめに把握しておくべき情報

  • この手順の予想所要時間:5 分未満。

  • この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可が割り当てられている必要があります。 必要なアクセス許可を確認するには、「 メール フローのアクセス許可 」トピックの「メールボックス アクセス」エントリを参照してください。

  • このトピックの手順で使用可能なキーボード ショートカットについては、「Exchange 管理センターのキーボード ショートカット」を参照してください。

ヒント

問題がある場合は、 Exchange Server、Exchange Online、Exchange Online Protection。 必要な作業 シェルを使用して送信者フィルターを有効または無効にする

Outlook 2010 以降を使用してスパム対策スタンプを表示する

  1. クライアント コンピューターで Outlook を開き、[ メール ] ビューでメッセージをダブルクリックして開きます。

  2. リボンの [ タグ ] セクションで、[ メッセージ オプション] アイコンをクリックして、メッセージの [プロパティ ] ダイアログ ボックスを表示します。

  3. [ プロパティ ] ダイアログ ボックスの [ インターネット ヘッダー ] セクションで、スクロール バーを使用してスパム対策 X ヘッダーを表示します。 検索するヘッダー フィールドは次のとおりです。

    • X-MS-Exchange-Organization-SenderIdResult:

    • X-MS-Exchange-Organization-SCL:

    • X-MS-Exchange-Organization-PCL:

    • X-MS-Exchange-Organization-Antispam-Report:

インターネット ヘッダー フィールド (Ctrl キー + A) 内のすべてのテキストを選択し、テキスト (Ctrl キー + C キー、または右クリックして [コピー] を選択) を選択し、テキストをメモ帳に貼り付けることで、これらの値を簡単に見つけることができます。

不審なメッセージに含まれる可能性がある値の例を次に示します。

X-MS-Exchange-Organization-SenderIdResult:Fail
X-MS-Exchange-Organization-SCL:6
X-MS-Exchange-Organization-PCL:7X-MS-Exchange-Organization-Antispam-Report: DV:3.3.15608.880;SID:SenderIDStatus Fail;PCL:PhishingLevel SUSPICIOUS;CW:CustomList;PP:Presolved;TIME:TimeBasedFeatures;OrigIP:10.1.1.1