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Exchange Serverのトランスポート パイプラインでトランスポート エージェントを表示する

Exchange Management Shell を使用して、2016 または 2019 年Microsoft Exchange Serverトランスポート パイプライン内のトランスポート エージェントの一覧を表示できます。 具体的には、 Get-TransportPipeline コマンドレットを使用して、トランスポート パイプラインの以下の種類のトランスポート エージェントに関する情報を表示できます。

  • トランスポート サービスの SmtpReceiveAgentRoutingAgentDeliveryAgent、StorageAgent クラスに基づくエージェント。

  • フロントエンド トランスポート サービスの SmtpReceiveAgentClass に基づくエージェント。

トランスポート パイプライン内でメッセージに遭遇する有効なすべてのトランスポート エージェントと登録している SMTP イベントの一覧を表示できます。 トランスポート エージェントの詳細については、「Exchange Serverのトランスポート エージェント」を参照してください。

はじめに把握しておくべき情報

  • 予想所要時間 : 5 分

  • この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。 必要なアクセス許可を確認するには、「 メール フローのアクセス許可 」トピックの「トランスポート エージェント」エントリを参照してください。

  • この手順を実行するには、Exchange 管理シェル だけを使用できます。

  • このトピックの手順で使用可能なキーボード ショートカットについては、「Exchange 管理センターのキーボード ショートカット」を参照してください。

ヒント

問題がある場合は、 Exchange のフォーラムで質問してください。 フォーラムにアクセスする: Exchange Server

Exchange 管理シェルを使用して、トランスポート パイプライン内のトランスポート エージェントの一覧を表示する

シェルを使用して Exchange サーバー上のトランスポート パイプラインのトランスポート エージェントを表示するには、次のコマンドを実行します。

Get-TransportPipeline | Format-List

結果を C:\My Documents\Transport Agents.txt という名前のテキスト ファイルにエクスポートするには、次のコマンドを実行します。

Get-TransportPipeline | Format-List > "C:\My Documents\Transport Agents.txt"

正常な動作を確認する方法

トランスポート サービスが開始されてから Get-TransportPipeline コマンドレットが実行される間に、メッセージがトランスポート パイプラインを通過したトランスポート エージェントのみが、コマンドレットによって表示されます。 トランスポート パイプラインでメッセージが検出されなかったトランスポート エージェントは、そのトランスポート エージェントが有効になっている場合でも、 Get-TransportPipeline コマンドレットによって表示される結果には表示されません。